2008年10月アーカイブ

名古屋市がレジ袋有料化

名古屋市が10月から レジ袋有料化を行っているそうです。
有料化しているのは、全16区のうち8区。
これがかなりの効果を上げているんだそうです。

なんと、 エコバッグ 率が90%にものぼったんだそうです!
こういう大きな都市で有料化が行われると、かなり効果ありですね^^

三フッ化窒素 、CO2よりはるかに温室効果があります

最近は CO2を削減 するための技術や取り組みがどんどん進んでいますが、
地球温暖化の原因は、CO2だけではありません。
だから、温暖化の原因になるガスを総称して、「温室効果ガス」というんですね。
水蒸気が原因だとか、研究者の間でもまだまだ討論が行われています。

そしていま話題になっているのが、液晶テレビや半導体の製造で使われている、「三フッ化窒素」。
これがなんと、従来推定されていた量の3倍以上も大気中に蓄積しているということを、アメリカ、カリフォルニア大学の研究チームが突き止め、31日付の米地球物理学会誌に発表するんだそうです!

これの何が話題なのか?というと、三フッ化窒素は、二酸化炭素の1万7000倍の温室効果があるからなんです!

これは大変ですね!

人工林のCO2吸収量

日本にある森林は、4割が人工林なんです。
これは、戦後に植えられたものがほとんどで、スギ、ヒノキ、マツ類、カラマツなどが人工林に当たります。
これら人工林を増やしたこともあり、国土に対する森林率は7割にもなっています。
国土の7割が森林なら、CO2を思いっきり吸ってくれそうですよね?
でも、実はもっともっと努力しなければ、吸収してくれないんです。

日本の割り箸はほとんど中国産

ちょっと前に、日本人の年間の割り箸使用量が約258億膳であるので、マイ箸や間伐材を使った箸を使いましょうという話をしましたが、割り箸に関するある数字が明確になったので、マイ箸よりも先に、間伐材の箸をどんどん使うようにした方がよいようです。

その数字とはなにかというと、まず、中国産の箸の輸入量です。
日本で流通している中国産の割り箸は約98%にもなるんです!国産の割り箸はほとんど流通していないんですね!

そしてもう一つ、日本の国土に対する森林の割合は7割。中国は2割なんです。
しかし日本へ向けた箸の輸入が多いため、中国国内の森林だけではまかなえず、ロシアで伐採を行っています。
伐採場所は永久凍土の上に存在するような森林。
そのような森林を伐採してしまうと、氷が溶けだし、沼になってしまいます。
そして森林が元に戻ることは難しく、地球温暖化に貢献してしまうことに・・・

この現状を知って、どう思いますか?

エコな味噌の作り方


WP_000069 / kamosawa

はなまるマーケットで、エコな味噌の作り方が紹介されていました。

味噌を作る場合、普通は大豆を水につけた後に煮てつぶし、塩と麹を混ぜあわせ、熟成させて作ります。
その時、ガスであったり、オール電化の方は電気であったり、使いますよね。

実はこのエコな味噌は、電気もガスも使わないんです。

プラスチックを20日間で分解できる酵素が日本で発見!

生分解性プラスチックを強力に分解する新物質が、茨城県つくば市にある農業環境技術研究所で発見されました。
この物質によると、約20日間で分解することが可能ということです!

通常、生分解性プラスチックを分解するには、半年から1年はかかるんです。すごい発見ですね!
以前、プラスチックを分解するバクテリアを発見した少年がいるという記事を書きました。

プラスチックを分解するバクテリア

このバクテリアでは、プラスチックの袋を3か月で分解することができます。
この発見もすごいのですが、今回発見された、20日間で分解できる物質が実用的になると、ゴミ問題に大きな変化をもたらすことになりますね。

白熱電球と蛍光ランプ、どちらがお得?

はなまるマーケットで、「白熱電球と蛍光ランプとで、どちらがお得か?」というのをやっていました。

家庭での消費電力の大きさを考えると、エアコンが第一位、その次に来るのが照明です。
なので照明の使い方を考えるのは、 節電に貢献することになります。

そして、最近は「蛍光ランプ」がエコだと言われています。

でも使い方によっては、白熱電球の方が良い場合もあります。
白熱電球、蛍光ランプ、どちらもメリットデメリットがあるので、使い道を考えた方が良いでしょう。
はたしてどう使えばエコなのでしょうか?

温暖化対策条例 守らないと罰金?

とうとう日本で初めて温暖化対策に罰金の規則をつけた条例が可決されました。
可決したのは徳島県議会。温暖化にたいする条例は今までに京都をはじめとする数県に存在するのですが、罰則がつけられるのは今回が初めてです。

対象となるのは、温室効果ガスを多く輩出する事業者なのですが、対象の事業者は、温室効果ガス排出抑制に向けた計画書を知事へ提出し、施行しなければなりません。

そして気になる罰則は・・・

農業を一から学んで仕事にしたい方必見!

人材派遣会社パソナでは、農業活性化のために、就農支援を始めました。
今まで、農業を始めようと思ってもいろいろと問題がありました。
土地のことだったり、技術面だったり、とにかく新規参入にはハードルが高いものでした。

食料自給率40%なのにこれではいけませんよね。

パソナでは、この二つのハードルをクリアするため、農業インターンプロジェクトを行っています。

マイ箸よりももっとエコな箸

日本人の年間の割り箸使用量が約258億膳。
これを橋にすると、東京からグアムまで伸びるんだそうです。
日本人って、かなり森林破壊に貢献しているように見えますよね。恐ろしい国民だと思いませんか?

しかし現状は、成長の早い竹などを使ったりなどするようにしたり、環境への負荷はあまりないんだそうです。
本当かどうかはわかりませんが^^;

そして、マイ箸を持つ人が増えてきました。
よい光景なのですが、必ずしもマイ箸が一番ではありません。
マイ箸と同等、もしくはそれ以上にエコなものがあるんです。

直売所 が大人気

今、全国で 直売所 が人気なんです。
「思いっきりイイテレビ」でやっていたのですが、全国で13000万か所もあるそうです!
直売所って、農家の方が朝取れたての野菜を並べてくれるし、値段も安いし、なかなかいいもんですよ^^

中間マージンが発生しないので、消費者は安く買え、生産者も高く売ることができ、 地産地消 で環境にも優しくていいことだらけです。
直売所の人気上昇は、本来の消費の在り方が見直されてきているという証拠ですね。

そして、「 直売所マップ 」や「 地産地消レストラン 」というキーワードで、検索が増えているそうなんです。
調べてみたところ、各市町村で 直売所マップ を作っているようです。

銀座で屋上菜園ブーム中

はなまるマーケット の「教えて!チエコ先生」で、 屋上菜園 が紹介されていました。
今、銀座で 屋上菜園 ブームになっています。
屋上菜園 というのは、屋上緑化がさらに進化した形。
ただの緑化ではなく、菜園にすることで農作物を収穫しているんです。

この 屋上菜園 ブームの先駆けとなったのが、松屋銀座から始まった、 銀座グリーンプロジェクト 。
銀座グリーンプロジェクト は以前にも紹介しましたが、銀座で働く有志があつまり、自社ビルの屋上で菜園を作り、収穫することを目的としています。

以前の記事では銀座に本社がある酒造メーカー「白鶴」で、屋上でお米を栽培しているのを紹介しました。
昨年オープンしたファッションビル、「マロニエゲート」では、木いちごやブルーベリー、旬の秋ナスが栽培されており、フェンスにはゴーヤーが栽培されています。
そして、これからの季節に最適なキャベツや白菜の苗植えも始まっています。

収穫の時には、銀座の一流シェフが料理する収穫祭も開かれるんです!
都会のど真ん中で収穫祭って、今まででは考えつかないですね^^

朝穫り無農薬野菜で安全な食生活

最近、食品偽装問題や農薬の問題など、自分たちで食べる食料品も不安ですよね?
そうは思っても、食料自給率も40%の日本はまだまだ輸入に頼らざるをえないのが現状です。

今まで信じて買っていたのに裏切られてばかりで、何を信じて買えばよいのかわからない状態になってきています。

中国では、世界で広がる食の品質不安に対して、農作物の品質管理の強化を行い、農家の収入を2倍にすることを目標にした政策を行うと発表しました。

日本政府も農業対策にもっと力を入れて欲しいですね。

そんな中、有機野菜・無農薬野菜に力を入れ、生産者を見える形にし、農家さんから直接消費者に届けるサービスを開始した企業を見つけたので紹介します。

モーダルシフト による CO2削減

モーダルシフト って知っていますか?
モーダルシフト とは、トラックによる荷物の輸送を、鉄道や船に変えることを言います。
鉄道や船というのは、自動車と違って大量輸送ができ、CO2排出量も少ないんです。

なので、京都議定書の目標を達成するためには モーダルシフト も必要不可欠と言えますね。
国土交通省では モーダルシフト事業 を推進しており、経済産業省と連携して普及・拡大に力を入れ、拡大事業に補助金を交付しています。

この事業を進めると、どれくらいのCO2を削減できるのでしょうか?

インド CO2排出量急増

今、インドのCO2排出量が増えているそうです。
現在、CO2排出量の多い国は、順番に並べると、中国、アメリカ、ロシア、日本、インドという図式だったのですが、最近インドでの排出量がうなぎ登りなんです。
ロシアと日本を抜いて、3位に上りつつあると言われています。

中国とアメリカはダントツに多いので、そこまで登りつめると大変なことになりますけどね^^;

中国とインドは急成長中なので、エネルギーの使用量が増えるのは予想されていましたが、先進国と同じように増えているのかというと、そうでもないんです。

太陽光発電補助制度 再開決定

とうとう 住宅向け太陽光発電補助制度 の内容が決まりました。
太陽光発電補助制度というのは、平成6年度に始まりましたが、太陽光パネルの価格低下と一定の普及を達したため、平成17年度に廃止されていたんです。

しかし、低炭素社会の実現を目指してさらなる普及が必要になり、2009年度の予算に240億円を盛り込むことになりました。
2008年の補正予算案にも90億円を計上しており、成立すれば今年から補助制度を利用することができます。

経済産業省 非化石燃料を電力・ガス・石油各社に義務付け

経済産業省が、極度に化石燃料への依存している状態から抜け出すために、電力・ガス・石油各社に、非化石燃料の利用を義務付けます。

とうとう、というかやっと国が動きましたねぇ。

現状、国内で使われるエネルギーのうち、非化石燃料の割合は2割弱なのですが、それを2030年までには3割程度へと高めたいという考えなんだそうです。

少しずつでいいので、国内でエネルギーがまかなえるようになっていきたいですね。

スポーツと環境 グリーンアクションフォーラム開催

10月12日(日) 10:00~12:00に、チーム・マイナス6%ででは、財団法人日本オリンピック委員会(JOC)との共催により、10月12日(日)に「"スポーツと環境"グリーンアクションフォーラム」を開催します。
会場は、東京の丸ビルホールで行われます。

全国のスポーツファンに対して、一人ひとりが生活のなかでできる地球温暖化防止行動の実践を呼びかけます。

このイベントにはなんと、北京オリンピックのメダリスト達もトークセッションとして登場するんです!

富士山 入山料検討か?

富士山の入山を有料化を有料化することについて、論議が起こっています。
富士山は世界遺産への登録を目指して取り組んでいるところなんですね。
しかしそれには様々な問題を解決しなければなりません。

環境面での問題を取り上げると、ゴミ問題や、駐車場、トイレの問題などです。
富士山は以前から世界遺産へ登録しようとしたことがありましたが、なかなか登録されないのはゴミのせいだと言われていました。
実は、富士山のゴミ問題は世界的に有名な話なんです。

神奈川県 EV導入に積極的!

最近、神奈川県の人がうらやましいなあって思うんですよね。
なぜかというと、電気自動車(EV)の普及推進に超積極的だからです。

現段階ではEVの価格は300万円と想定されているのですが、
そのうち100万ほどを国が補助金を出してくれます。

そして神奈川県の場合、さらに50万ほど県が補助しようとしているんです!
その優遇策が2009年度から実施予定だそうです。行動が早いですね!!

150万だったら、EVを買った方がよいと思いませんか?^^

環境省 コピー用紙原料に間伐材を

日本は木材消費大国です。
建物やお箸などにもみられるように、木材を使った文化が進んだ国です。
日本は国土の7割が森林におおわれた国です。
にも関わらず、国内で消費する木材の 8 割を輸入木材に頼っています。

2000年度の日本の年間木材輸入額は134億ドル。
この金額は、アメリカ、中国についで3番目なのです。

日本は、世界の森林保全を左右する国と言えますね。

この現状は森林国としては世界を率先して環境作りを始めなければなりません。

そんな中、環境省が「 地球・森林アクションプラン 」を発表しました。

ホンダ 新ハイブリッド車を公開

ホンダが パリモーターショー にて、ハイブリッド車「インサイト」を初公開しました。
インサイトは来年の春から発売予定で、価格は200万程度の予定だそうです。

インサイトは5人乗りの5ドアハッチバック車で、ボディサイズは全長4,375mm、全高1,425mm、全幅1,695mm、排気量は1300cc。
ガソリン1リットル当たり31キロメートルのシビックハイブリッドと同等の低燃費を実現したそうです。

トヨタのプリウスよりも買いやすい値段ですね。

越谷 イオンレイクタウン 本日開業

埼玉県越谷市の イオンレイクタウン が本日開業しました。
イオンレイクタウン は、売り場面積約22万平方メートル、国内最大のショッピングセンターです。
TVでもやってましたが、端から端まで歩くのに20分くらいかかるんですね^^;

イオンレイクタウン では、566店舗が出店していますが、イオンは地元の人を積極採用、環境にも優しくて、地域にも密着したショッピングセンターを目指しているんですね。

スーパーで廃棄される食材のロス、再利用に容認の声多数

スーパーや百貨店で売られている食料品。
売れ残ったものは、消費されることなく廃棄されます。

そんな「食材ロス」の削減について、毎日新聞が9月5~7日に面接方式の全国世論調査を実施しました。

その結果、売れ残った食品や食材の再利用を容認する意見が72%に上ったそうです。
容認派の割合は男性で76%だったのに対し、女性で69%。

容認するのは、やはり無駄に捨てるのは勿体ないという意識だと思いますが、嫌がるのは安全性を懸念してのことだと思います。
なので、女性ほど再利用は嫌がるのかもしれませんが、全体としては容認の方向ですね^^

「容認する」と答えた方も、安全性が確保されるものに関しては、という前提で答えているのだと思いますから、この調査、感情にされているようで、意味があったのかどうかわかりません^^;

とはいえ、しっかり管理が徹底さえしていれば、消費者は納得することが多いと思うんですよね。

2008年10月 の過去記事

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