2009年3月アーカイブ
米からバイオエタノールができます
バイオエタノールと言えば、アメリカやブラジルがトウモロコシを原料に生成しており、食料品の高騰を招いて問題になっていますが、実は米からも生成可能なんです。
ヨーロッパでは小麦からバイオエタノールを作ることに成功しているのですが、
JA全農がその技術を応用して、米からバイオエタノールを作ることに成功しています。
バイオエタノールの品質は、原料がトウモロコシでも米でも同じです。
そしてそれが今年実用化するという段階まで来ているんですね^^
どのように実用化するのか?というと、
JA系スタンドで、バイオエタノールを3%混合したガソリンとして販売するんです。
3%というのは法律で決められているもののようで、
実用性が増せば法改正が必要になってくるでしょう。
バイオエタノールを使った場合もCO2を排出しますが、
そもそも植物が吸収したものを排出するので、京都議定書では
バイオエタノールは排出量ゼロと認められています。
この技術がどんどん実用化すると、環境に優しいだけではありません。
エコアクションポイント で楽しく 地球温暖化対策
地球温暖化が騒がれ、CO2削減や省エネが求められていますが、
どんなに企業が頑張っても、各家庭でも頑張らなければ大きな効果は得られません。
個々の家庭では少ないかもしれませんが、
たくさん集まると莫大なエネルギーを使っているんです。
しかし個人の判断で行うには難しいもので、何をしたらよいかわからなかったり、
モチベーションが続かなかったりしますよね。
そのような現状に活路を見出しているサービスを紹介します。
エコ・アクション・ポイントってご存知でしょうか?
エコアクションポイントは地球温暖化を止めるために取り組みで、
環境省が推進し、株式会社ジェーシービーがモデル事業として2008年10月から行っているのですが、簡単に説明すると、
登録されているエコな商品を買うとポイントが貯まり、
貯まったポイントでいろいろな商品やサービスと交換できるんです^^
おトクで楽しくSTOP温暖化!「エコ・アクション・ポイント」
家電、鉄道、百貨店、銀行、旅行、ホテルなど、
業種を問わずエコなサービスをもった様々な企業が参加しています。
そして、それらの商品を購入したり、サービスを利用したりすると、
共通のポイントが得られるんです。
この、"共通のポイント"というのは魅力ですよね^^
例えば、阪急電車やコジマなどの企業が登録しているので、
阪急電車に乗ってポイントが貯まったり、
コジマで省エネ効果の高い蛍光灯を買うことで貯まったりなど、
日常生活でポイントが得られる機会はたくさんあります!
びっくりドンキーの廃油回収サービスなんてものもありますね^^
これらは地域によってサービスが変わりますが、まだまだ始まったばかりですし、
これからもどんどん色々な企業からの参加が見込まれているので、
ポイントを獲得できる機会は高まってくると思います。
なので、「こっちのエコな商品を買おう」とか、
「今日は車を使わないで電車に乗ってポイントを貯めよう」とか、
エコな行動をする動機付けにもしやすいですね^^
消費者はエコなアクションを積極的に行うことができ、
企業は販売促進につながるという素晴らしい事業ですね^^
そして、エコアクションポイントの魅力はこれだけではありません。