2009年11月アーカイブ

「低温やけど」に注意!湯たんぽの正しい使い方

最近、湯たんぽブームがすごいようです。
エコということや、節約につながるということで人気になっているようですね^^

しかし、一方で気をつけたいのが「 低温やけど 」。
あまり聞きなれない言葉ですが、湯たんぽによる低温やけどの被害も増加しているようです。
低温やけどは最悪の場合、皮膚移植手術が必要となることもあるので甘く見てはいけません。
カイロやホットカーペットでも同じことが言えます。

しかし、湯たんぽは危険だから使わない方がよいというわけではありません。
正しい使い方で使いましょう
ということです。
正しい使い方をすることで未然に防ぐことはできます。

玄海原発 プルサーマル発電始まる

佐賀県の玄海原発で、プルサーマル発電が始まります。
11月9日に試運転が始まったのですが、12月2日に営業運転に入るそうです。

本来なら1999年に始まる予定だった プルサーマル計画 ですが、10年遅れで始まるというわけです。

プルサーマルというのは、使用済みのプルトニウムとウランを混ぜた燃料(MOX燃料)を、原子力発電所で再利用しようというものです。

今、原発で利用している燃料はウランなのですが、
ウランも限りある資源ですので、プルサーマル発電では、
原子力発電で一度使われたウラン燃料から、まだ使えるウランとプルトニウムを取りだし、劣化ウランと混ぜたMOX燃料を使用して発電します。

日本は資源が乏しく、エネルギーに関しても諸外国に頼っている状況なので、
電気をリサイクルしてエネルギーの安定供給を目指そうとしているんですね。

そして、プルサーマル発電の特徴は、プルトニウムが処理できるということです。

プルトニウムは核兵器にも使われているのですが、
核兵器の解体を進めるには、プルトニウムをどうにかして処理しなければなりません。

処理できなければ、処理ができないことを理由に核兵器を持ち続けることになるんですよね。
プルサーマルは現在、プルトニウムを処理するための有効な手段なので、
核兵器を減らすためにも有効な手段とも言えるわけです。

また、日本は国際公約で、余剰プルトニウムを持たないと約束していることも問題になっています。
プルトニウムを持つということは、核兵器を作ろうとしているのではないか?と懸念されるわけですね。

原発で発電する場合、ウランだけでなくプルトニウムも使用します。
使用後は処理しなければ増え続ける一方。
なので、プルトニウムを減らしていくには、プルサーマルに頼らざるをえないわけです。

しかし、プルサーマルには問題点もあります。
何が問題になっているのか?というと、

バイオリーチングで日本が資源大国に

日本がかつて鉱山大国だったということ、ご存知でしょうか?
若い方は知らない人も多いかもしれません。
今では食料品や貴金属類は、外国に頼るようになってしまっていますからね^^;
資源も枯渇してきたことと、諸外国で採掘する方がコストが安くすむので、そのようになってしまっているわけです。

しかし、日本は 都市高山 を持っていると言われていて、
捨てられた電化製品の中に資源となる金属(レアメタル)がたくさん眠っているんです。

それがどれほどの量なのか?というと、
世界の現有埋蔵量の約16%にも上るそうです。

これはそのまま捨てておくのは勿体ないですよね^^;

そんな中、 バイオリーチング という技術が最近注目を集めているようです。

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