2011年3月アーカイブ

2011年夏、冬の電力需要は要注意

今、関東が計画停電や買い占め問題によって大パニックになっています。
関東電力の電気を使っている地域では、節電を頑張っている方々がたくさんいます。
(ちなみに西日本での節電努力は仕組み上、
被災地に電力を補ったり、関東での電力不足にはなんら影響は与えません)

その成果もあって、計画停電が回避できる場合もありましたが、
停電の実施は既に行われているんですね。

しかし、停電も今頑張れば良いというものではありません。
夏場のピーク時、さらには今年の冬にも計画停電をしなければいけないという話も出ています。
さらには今年だけでなく、2年間は行う可能性も言われています。

すぐにでもできる!計画節電に備えて少しでも節電する方法

東日本大震災に伴い、政府及び東京電力が、節電のお願いをしています。
東京電力と東北電力がカバーする地域で、電力の供給不足が発生しているんですね。

それに対して、多くのtwitter有志達が節電を呼び掛け、
ヤシマ作戦」という活動を行っています。
無理なく節電をして大規模停電を回避しようという試みのことです。

ヤシマ作戦のハッシュタグ⇒ #84MA

ヤシマ作戦の詳細はこちらを参考して下さい。

というわけで当サイトでは、節電している人でも、
人によっては気づいていない方もいらっしゃると思うので、
まだまだ節電できるところを見直す、という目的で記事にしました。

もうやってるよ!という方もいらっしゃるかとおもいますが、1つでも参考になれば幸いです。

(電気を消してローソクで頑張る!というのは止めて下さいね^^;
余震がくると危ないですし、無駄に消防車をよぶことになりかねませんから)

全ての振動を電気に変える 振動力発電

振動力発電を研究している、株式会社音力発電の社長、速水 浩平さんが
3月6日放送の「夢の扉」に出ていました。

速水さんは、床を踏むと発電する「発電床」の開発者で、
現在ショッピングセンターの案内看板や、コクヨのオフィスに続く廊下の案内灯、
江ノ島水族館などに使われています。

これは、人が床を踏むことによって生まれる振動エネルギーを
電気エネルギーに変換したものなので、化石燃料を燃やしたりして
エネルギーを作る必要がないんですね!

まさに究極のエコと言えるのではないでしょうか?^^

振動力発電は、圧電素子という、携帯電話でも使っている素材が関係しているそうです。

携帯電話では、圧電素子に電気を流すことで圧電素子が振動し、
音を出すという仕組みになっているのですが、
振動力発電ではそれを逆方向に利用し、圧電素子を振動させることで、
電気を発生させているんですね。

この、振動力発電を使った技術で、特に興味深かったのは以下の2点です。

ベネチアを水没から救う!「モーゼ計画」とは?


1987年に世界遺産に登録された、
水の都ベネチア。
街全体がアートのような島で、とてもきれいなんです。

最近は、深夜の便で羽田を出れば、朝のうちにベネチアまでつくらしいですね。

ベネチアでは陸を走る交通手段は禁止されていて、
走れるのは、子供用の自転車とベビーカーだけ。

全ての交通機関は船なんですね。

観光地としても有名なのですが、ここ十数年で
110cm以上の深刻な浸水が飛躍的に増えているそうです。
街の人は一日中水害対策に追われています。

3月6日に「ベネチアが危ない!~水の都からの緊急メッセージ~」という特別番組が放送されていたのですが、ベネチアは今、冬を迎えるたびに水位が上昇しており、ベネチアは100年のうちに海の中に沈んでしまうとも言われています。

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