2012年1月アーカイブ

従来型の風車の3倍の電力!九州大学が開発した風レンズ風車とは?

ヨーロッパで盛んな風力発電。
TVで自然エネルギーの話になるとよく、
ヨーロッパの風力発電の風車の映像が出てきます。

ヨーロッパでは1年を通して安定して吹く偏西風や、平坦で風をさえぎることのない地形など、
風力発電に向いている環境があるので有効利用できるんですね。

特にデンマークでは、風力発電が最大の輸出産業にまで発展しています。

逆に日本ではそのような安定した風がないと言われているので、現状、風力発電はあまり利用されていません。

でも、そこはやはり日本の技術力の見せどころ!
九州大学教授の大谷祐二教授が開発した、
従来型の風車の3倍の電力を生む風レンズ風車が今、注目を集めています。


(画像:九州大学 SCF研究会より)

レンズ風車の名前の由来は、レンズが光を集めるのと同じように、風車に風が集まるというところからきています。

どういうことなのかは後で説明しますが、これを上手く利用すれば、
原発一基分の発電量をまかなう自然エネルギーのシステムができるということで、開発が進められているんです!

東日本大震災の後から話題になっていましたが、
2011年1月15日放送の「夢の扉+」で、その仕組みと現状が紹介されていました。

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