2012年2月アーカイブ

太陽エネルギーを蓄電できる家庭用システム 販売開始!

関西電力の原発は11基ありますが、最後まで運転し続けていた高浜原発3号機も定期検査で停止、これで関西の原発は現在全て停止している状態になっています。

再稼働するにはなかなか厳しいと思いますが、そうなると深刻になってくるのは夏の電力不足
今年は全国的に電力不足に陥る可能性が高そうですね。

早く色々な所で発電した電力をスマートグリッドでやりとりする世の中になって欲しいと願っているのですが、昨日(2012年2月23日)パナソニックが、住宅用 創蓄連携システムというものを発表しました!


(参考:Panasonic プレスリリース | 住宅用 創蓄連携システム 受注開始

左のパワーステーションは、太陽電池と蓄電池のパワコン機能を一体化したものですが、これで太陽光パネルと蓄電池が連動することができるようになっています。
(太陽光パネルは別売り)

フル充電すると冷蔵庫やテレビなど、主要なもので2日間は使えるそうです。

電力地産地消の村、スマートビレッジ構想を応援したい

滋賀県が9日、農村の集落単位で自然エネルギーを使い、電力の一部を賄う、「スマートビレッジ」のモデル事業を、2012年度から始めることを発表しました。
栃木県が2011年に先行してモデル事業を行っていますので、今回で2例目ということになります。

"スマートビレッジ"というのは、太陽光や風力による発電、農業用水による小水力発電、間伐材を使ったバイオマス発電などの再生可能エネルギーで電力の地産地消を行う、というものです。


(画像:農林水産省-日本経済成長のための「農林漁業」と「地域」の発展戦略 より)

まだ発電量が少ないので、街灯や防犯灯、農業施設、農機具の電力等での利用からとなりますが、滋賀県の嘉田由紀子知事は震災以来「卒原発」をあげていましたので、まずは第一歩、といった感じです。

これを実現することで、原発への電力依存を下げるのと同時に、地域が自前で電力を確保できることから、災害に備えてエネルギーを分散することができます。

個人的には、応援するのはもちろんですが、急いで実現してもらいたい想いがあります。
それには、滋賀県をはじめ、関西圏に以下の現実に直面しているからです。

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