2013年1月アーカイブ

中国の大気汚染は今後も日本を襲う

日本は高度経済成長期に、大気汚染による公害が発生しました。
今でこそ聞かなくなりましたが、同じ歴史を歩もうとしている国があります。

中国です。

中国は経済発展が著しいですが、北京の街は今まさにそのような酷い大気汚染に見舞われている状態で、大気汚染の国際水準ギリギリの日がほとんどなのだそうです。

下は2006年の記事ですが、2005年の時点で中国では大気汚染によって年間40万人が命を落としているのだそうです。
参考:中国の大気汚染が日本を襲う?!|SAFETY JAPAN [インタビュー] / 日経BP社

今は2005年の頃とは比較にならないほど成長していますから、上の人数は増えているでしょうね。

そしてそれは他人事ではすまされない事態になってきました。
今もまさに、大気汚染の物質が日本に流れてきているんです。

日本が天然ガスを高く買わされている3つの理由

今、全国各地の電力会社が電気料金を値上げしようとしています。
その理由は、原発が止まったからですね^^;

現在稼働している原発は、全国でも福井県にある大飯原発3・4号機だけです。
今まで原発で発電していた分は火力発電所で発電しています。

火力発電所で発電するなら、必要なのは石油や天然ガスなどですね。
資源が少ない日本は現在、外国からたくさんの燃料を輸入していて、原発停止を機にさらに燃料の輸入が増えたので、電気料金も上がるわけです。

そして、火力発電所で今多く使われているのは、石油ではなく天然ガスだということをご存知でしょうか?

しかも、日本は世界の中でも天然ガスを高く買われているんです。

こういう問題もクリアしていかないと、原発停止を叫んでも電気料金は高くなる一方ですし、結局は現実性を考えて「原発との共存」という方向に行ってしまうかもしれません。

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