2013年7月アーカイブ

完全養殖うなぎの商業化は難しい!うなぎは今どれくらい絶滅しそうなのか?

もうすぐ土用の丑の日。
ものすごい猛暑の今年は夏バテ防止のためにうなぎを食べてスタミナをつけたいところですが、肝心なうなぎが大変なことになっていますね^^;
これが結構深刻なんです。

環境省は今年2月にニホンウナギを「絶滅危惧 IB 類」に指定しました。
そして、7月の初めから国際自然保護連合(IUCN)が、ニホンウナギを「絶滅危惧種」に指定するかどうかのの検討を始めています。

その結果は早ければ秋にも公表するそうです。

すぐに捕獲禁止に直結するような話ではないのですが、レッドカードを突きつけられてしまえば、この先なかなか食べられなくなります。

2013年3月にはワシントン条約で規制するかどうかの会議も行われたのですが、この時は見送られました。
が、レッドリスト入りすると、次に会議が行われる2016年春には規制されるかもしれません。

半永久的に電気が作れる!日本の最新技術 海洋温度差発電

海洋温度差発電 久米島

2013年7月7日の「夢の扉+」で、海洋温度差発電(OTEC)の第一人者、佐賀大学準教授の池上康之先生が取り上げられていました。

海洋温度差発電は、年間を通して冷たい深海の海水(深層水)と、太陽熱で暖められた海面近くの暖かい海水(表層水)の温度差を利用して発電するというもの。

右の写真が沖縄の久米島にある海洋温度差発電のプラントですが、2013年4月、沖縄県海洋深層水研究所が1年間24時間運転の実証実験が開始しました。

この発電が凄いのは化石燃料やウランを使わず、24時間安定して半永久的に電気を作るということ!
原発の危ない部分を排除し、良い部分だけを残した感じですね^^
天候にも左右されません。

今は最大出力50キロワットの小規模なプラントでの実験段階ですが、そのポテンシャルは、日本の海域だけで原発25基分もあるそうです。

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