2013年11月アーカイブ

食品ロスの"もったいない"は、消費者のお財布事情にも影響する?

日本は"もったいない"という文化を持った国で、その日本語は世界中でそのまま使われていますが、今の社会では、無意識にももったいないことをたくさんしています。

日本の年間の食料廃棄量は1800万トン。
その中で、まだ食べられるはずなのに廃棄される食べ物、いわゆる食品ロスは、年間およそ500万トン~800万トンと推定されています。
参考:農林水産省 2011年推計値より)

これは世界の食料援助量の約2倍に匹敵します。
もっとわかりやすく言えば、800万トンという数字は日本の米の収穫量に匹敵するんです。
さらにもっと分かりやすく言えば、日本人一人一人が毎日おにぎり2コ分を捨てているということになります><

でも実際には、こんなに捨てている実感はありませんよね^^;

スーパーや飲食店のような事業者だけが大量に捨てているわけではありません。
家庭と事業者の割合は半々くらいなのだそうです。
実際にゴミ収集上で調査すると、まだ封すら切られていないまま捨てられた豆腐とか、賞味期限前の缶詰など、結構出てくるそうです^^;

消費者の「捨てる習慣の慣れ」は問題ですが、食品メーカーや卸、スーパーなどの小売の間では食品ロスを減らす取り組みが行われ始めたそうす。

2013年11月25日放送の「クローズアップ現代」で、このままでは"もったいない" 
~動き出した食品ロス対策~
という内容で放送されていました。

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