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"シャットダウン" と "スリープ" どっちが省エネか?

政府が浜岡原発の全面停止を決定しました。
今まで中部電力は関東に電力融通を行ってきましたが、
これで関東に送るほどの余力はなくなります。

今後は関西電力、中国電力、四国電力からの融通となるでしょう。
融通できる電力は限られていますが、電力不足ドミノが起こるとも言われていますので、中部地方や関西地方などでも節電対策を考える必要はあるかもしれませんね。

というわけで今回は、パソコンの節電について。

マイクロソフトは、東京電力管内にある 2200万台余りのパソコンすべてPCの設定を見直した場合、最大35万kW節電になるという試算を出しました(1台当たり30%の節電)。
これは、10万世帯の一日の使用電力にあたります。

パソコンを使う環境は人それぞれですが、
例えばオフィスで使用していると、会議などでしばらく席から離れる場合があります。
お昼休みでパソコンを使わない時もあります。

こんな時、省エネ対策として、

  1. パソコンの電源を落とす(シャットダウン)
  2. 一時的にパソコンの動作を停止する(スリープ)

という選択肢があります。

どちらが節電に繋がると思いますか?
5月10日放送のWBSでその特集があったので、その内容とさらに調べたことをシェアします。

夏の計画停電に向けて備えておきたいもの

東京電力圏内の方、夏の計画停電の準備をしていますか?

計画停電はもう終わったわけではありません。
今は過ごしやすい季節になって、暖房の需要が減ってきたので、
電力消費が少なくなっているだけです。
夏は今以上に計画停電が必要になってきます。

夏の計画停電の準備は、その時になって始めたのでは間に合わない可能性があります。
既に今、節電グッズは品切れ状態が続出していますので、
必要と思ったら今からでも予約しておいた方が良いでしょう。

節電の誤解 サマータイムは本当に必要か?


六本木駅とミッドタウンを結ぶ通路の動く歩道が節電で停止中 / yto

今、日本中に節電・自粛ムードが広がっています。
しかし、単に節電、自粛すればよいというものではありません。
きちんとその意味や影響を考えなければ、無駄な努力になってしまいます。

節電に関して知っておきたいことはこの二つです。

  • 今使っている電気は今作ったもの(電気は貯めることができない)
  • 1日中節電よりも、ピーク時の使用を抑えること

この二つがちゃんと解っていないと、貢献しているつもりで間違った節電対策、
または恐ろしいことに、逆に電力網に負担をかけて、大停電を起こす引き金にもなりかねません。

計画停電対策に、非常用電源「予備電くん」


一人一秒の手助け / suneko

東京電力が本日4月6日、計画停電の実施を原則4月で打ち切る方針を固めたそうです。

これは、暖房のための電力需要が減っているからなのですが、急激な気温の低下や上昇などで電力需要が増えると見込めば、その時に限っては停電地域、時間帯を予告、実施するということですので、まだまだ油断はできません。

当然ながら、使っていない電化製品のコンセントを抜いたりなど、基本的な節電も行なっておいた方が良いでしょう。

それをしておけば6月までは大丈夫だと思いますが、問題は7月以降。
前回、前々回の記事にも書いていますが、夏と冬の冷暖房が必要な時期は電力需要が跳ね上がります。

前々回の記事:2011年夏、冬の電力需要は要注意
前回の記事:夏の計画停電を回避する、化学工学会の3つの提言

特に7月は、節電したとしても1000万キロワット足りないことが見込まれているんですね。

その際、対策として重要になってくるのが、ピークカットです。

ピークカットというのは、電力需要が一番多くなるピークの時間帯に、
揚水発電や火力発電などで電力供給を増やしたり、
電気の使用者が使う時間をずらしたりして、なんとか負荷を緩和させることです。

電力はほとんど貯めておくことができないので、
一日中節電することよりも、こちらの方がもっと大切なんですね。
なぜかというと、需要が供給を一瞬でも上回ると不測の大停電を引き起こしてしまうからです。
計画停電で実施されている、地域ごとの停電では済みません。

しかし、ピークでない時間帯は電力は、暖房の需要が少なくなった今は間に合っており、特に夜中は余っています。

夏の計画停電を回避する、化学工学会の3つの提言

今、日本の電力の供給と消費のあり方について、
考えなければいけない時期にきています。

ここ最近は計画停電の回避が続いていますが、
これは、電力供給が回復したり、節電効果が出ているからだけではありません。
季節が春に近づき、段々と暖房の需要が減ってきているんですね。

しかし、前回の記事で紹介したように、
夏場は今以上の大きな電力需要がありますので、
このままだと冷房が必要な暑い時期に計画停電をしなければなりません。

前回記事:2011年夏、冬の電力需要は要注意

夏場は節電したとしても5500万キロワットの電力需要があるとされているのですが、
それに対して供給できる量は4500万キロワット。
今のように、節電すればなんとかしのげるレベルではありませんね。
今以上の節電と、それ以外の対策もしなければ、
計画だけでなく、停電が毎日のように実行されるでしょう。

しかし、エネルギーの研究者や技術者などの専門家8000人ほどでつくる学術団体である、「化学工学会」が、これを行えば夏の計画停電が避けられると、緊急提言をしています。

参考:大震災による東日本の電力不足に関する緊急提言

この計画は、できるだけ早くから行わなければなりません。

国の政策で行うことや、企業レベルで行うこと、
そして私達個人で行うレベルまで、様々な形で提言されています。

2011年夏、冬の電力需要は要注意

今、関東が計画停電や買い占め問題によって大パニックになっています。
関東電力の電気を使っている地域では、節電を頑張っている方々がたくさんいます。
(ちなみに西日本での節電努力は仕組み上、
被災地に電力を補ったり、関東での電力不足にはなんら影響は与えません)

その成果もあって、計画停電が回避できる場合もありましたが、
停電の実施は既に行われているんですね。

しかし、停電も今頑張れば良いというものではありません。
夏場のピーク時、さらには今年の冬にも計画停電をしなければいけないという話も出ています。
さらには今年だけでなく、2年間は行う可能性も言われています。

すぐにでもできる!計画節電に備えて少しでも節電する方法

東日本大震災に伴い、政府及び東京電力が、節電のお願いをしています。
東京電力と東北電力がカバーする地域で、電力の供給不足が発生しているんですね。

それに対して、多くのtwitter有志達が節電を呼び掛け、
ヤシマ作戦」という活動を行っています。
無理なく節電をして大規模停電を回避しようという試みのことです。

ヤシマ作戦のハッシュタグ⇒ #84MA

ヤシマ作戦の詳細はこちらを参考して下さい。

というわけで当サイトでは、節電している人でも、
人によっては気づいていない方もいらっしゃると思うので、
まだまだ節電できるところを見直す、という目的で記事にしました。

もうやってるよ!という方もいらっしゃるかとおもいますが、1つでも参考になれば幸いです。

(電気を消してローソクで頑張る!というのは止めて下さいね^^;
余震がくると危ないですし、無駄に消防車をよぶことになりかねませんから)

家庭での待機電力が大きい機器 TOP5

"待機電力"って、電気代を節約するなら重要なポイントになってきますよね。

待機電力というのは、テレビの主電源を切っていない状態とか、
HDDレコーダー等の、モニターが表示された状態だと思う方もいるかもしれませんが、
それだけではありません。

たとえスイッチを入れなくても、コンセントにつないでおくだけで
バイアス電流が流れて電力が消費されているものもありますので、
使っていなくても、コンセントにつないでいるだけで電力を消費するものというのが、
待機電力の正確な定義です。

最近の電気機器を考えると、家庭の電力消費のうち6.0%は待機電力なんだそうです。
金額にすると、年間約6,420円分(税込)!
結構ばかになりませんよね^^

では、どのようなものが待機電力が高いのでしょうか?

夢の扉で紹介!規格外の野菜を再利用

2010年5月30日の「夢の扉」で、
八尋産業社長の大矢正昭さんが紹介されていました。

大矢さんは、規格外の野菜を捨てずに再利用する方法を開発しているんですね!

”規格外野菜”というのは、
JAが定める見た目や大きさの基準に満たない野菜のことです。
曲がっていたり、虫食いが大きかったりなどで、
味や栄養は変わらないのに、出荷されていない野菜で、
田んぼの肥料にしたりしていますが、多くは捨てられているんですね。
ご存知でしたか?

日本で規格外となる野菜は、年間250万トン。
それは、日本全体で生産される野菜の数の2割にあたるそうです。

食料自給率が40%の日本。
足りない部分は外国からの輸入に頼っているわけですが、
その一方でこのように捨てられている野菜があるということも知り、
それでよいのか議論する必要があるのではないでしょうか?


最近はワケありで安く販売する方法が受け入れられるようになってきましたが、
それで売られているのもわずかです。
大矢さんは、ワケありとはまた違った、粉末野菜を作っているんです!

食べ残しをお持ち帰りする、ドギーバッグが定着化

ドギーバッグってご存知でしょうか?
1年半くらい前にも当サイトで紹介しましたが、
飲食店で食べ残したものを持ち帰るための専用容器のことです。

エコバッグの飲食店版といった感じですね^^

参照:ドギーバッグ ってどう?

欧米では、高級レストランでさえドギーバッグを使って、
食べ残した食べ物を持ち帰るのが常識となっているのですが、
日本ではそれは考えられないことでした。

その理由は2つあります。それは、

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