食べ残しをお持ち帰りする、ドギーバッグが定着化

2010年2月 1日

ドギーバッグってご存知でしょうか?
1年半くらい前にも当サイトで紹介しましたが、
飲食店で食べ残したものを持ち帰るための専用容器のことです。

エコバッグの飲食店版といった感じですね^^

参照:ドギーバッグ ってどう?

欧米では、高級レストランでさえドギーバッグを使って、
食べ残した食べ物を持ち帰るのが常識となっているのですが、
日本ではそれは考えられないことでした。

その理由は2つあります。それは、

  1. 1.飲食店側が、食中毒に対して責任を持てないから
  2. 2.お客さん側が、残ったものを持ち帰ることを恥ずかしがるから

です。
普通の飲食店で食中毒を出してしまったら、一発で倒産ですからね^^;
なので、飲食店もお客さんも、すごい消極的なんですよね^^;

しかし最近は、都内を中心に、ドギーバッグサービスを導入するところも増えているそうです。

その理由は、農林水産省が食料自給率アップのための運動として立ち上げた
FOOD ACTION NIPPON」が、ドギーバッグの普及に努めているからです。
食品ロスの削減に繋がりますからね。

具体的には、ドギーバッグ推進企業組合という組合を作り、飲食店側に加盟してもらうことで、
飲食店、お客さん、双方にとってメリットが生まれるという仕組み。

加盟することで、ドギーバッグサービスの加盟店であるということが一目でわかるような、ロゴマーク付きのポスターやステッカーが用意され、それをお客さんにアピールすることができるわけです。

エコ意識の高いお客さんには良い印象を与えますよね^^

また、お持ち帰りが自己責任であること、
保存時間の目安等をお客さんに伝えるための注意書き(リーフレット)やポップ等も用意されています。

それによって、飲食店側は安心してドギーバッグを提供できますし、
お店がドギーバッグを推進しているのがアピールされていれば、
お客さんも恥ずかしがらずに安心してお持ち帰りできるわけです。

なので、飲食店はどんどんドギーバッグサービスを取り入れてほしいですね^^

ただし一番大切なのは、お客さん側が食べられる分だけ注文する、もしくは、
お店側がそういった細かい注文に対応できるようにする、というのが大事だと思いますけどね^^;
難しいことなのでしょうか?

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