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京都議定書 の 罰則
2008年8月18日
チームマイナス6% に参加しました。
チームマイナス6% は 京都議定書 で定められた日本の目標、
「2008年から2012年までの期間中に、1990年に比べて温室効果ガス排出量を6%削減すること」
を達成させるために立ち上げられたプロジェクトです。
しかし、第一約束期間に入った2008年8月現在、1990年に比べて逆に6.2%上回っているのが現状です。
多くの大企業が参加しているにも関わらずこの状況です。
つまり、国民一人一人がチームとして積極的に参加していかないと達成できないということですね。
京都議定書 での約束を達せられなかった国は、実は罰則があるのです。
それは、法的拘束力は現在のところ持っていませんが、以下の3つです。
1.達成できなかった削減量の1.3倍を次の約束期間で削減する
2.遵守行動計画の作成(今後どうやって下げるのかを説明する)
3.排出量取引の禁止
1を見るとわかると思いますが、最初の約束を達成できなかったら、
次はもっと難しいハードルを越えなければなりません。
そして2、3を見ると、達成できなかった場合、国際社会からの信頼を失います。
特に日本は 京都議定書 発祥の地ですから、本来はリーダーシップを取る立場です。
達成できなかったら。。国際社会に顔向けできないですね。
アメリカや中国が 京都議定書 に参加していない中、日本が先頭に立って目標をクリアしないと、今後アメリカや中国を巻き込んで議論することは難しくなるでしょう。
つまり、日本が2012年までに1990年に比べて温室効果ガスの排出量を6%削減できなかった場合、日本の国力は弱くなると思った方がいいかもしれません。
そうならないためにも、国民は政府や企業に任せきりにならず、一人一人が削減努力に参加する必要があります。
一人一人が削減するためにできることは チームマイナス6% が6つのアクションとして提案を出しています。
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