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夢の扉で紹介!規格外の野菜を再利用
2010年5月30日
2010年5月30日の「夢の扉」で、
八尋産業社長の大矢正昭さんが紹介されていました。
大矢さんは、規格外の野菜を捨てずに再利用する方法を開発しているんですね!
”規格外野菜”というのは、
JAが定める見た目や大きさの基準に満たない野菜のことです。
曲がっていたり、虫食いが大きかったりなどで、
味や栄養は変わらないのに、出荷されていない野菜で、
田んぼの肥料にしたりしていますが、多くは捨てられているんですね。
ご存知でしたか?
日本で規格外となる野菜は、年間250万トン。
それは、日本全体で生産される野菜の数の2割にあたるそうです。
食料自給率が40%の日本。
足りない部分は外国からの輸入に頼っているわけですが、
その一方でこのように捨てられている野菜があるということも知り、
それでよいのか議論する必要があるのではないでしょうか?
最近はワケありで安く販売する方法が受け入れられるようになってきましたが、
それで売られているのもわずかです。
大矢さんは、ワケありとはまた違った、粉末野菜を作っているんです!
詳しくは八尋産業のサイトを見てもらいたいのですが、
大矢さんが作る粉末野菜は、通常の野菜の状態とほとんど栄養素が変わりません。
特殊な機械で、圧力を利用してなるべく熱を伴わない方法で粉末にしていくわけですね。
これまで人参やモロヘイヤ、かぼちゃなど、70種類以上取り組んできたそうですよ^^
このようにしてできた野菜は、ケーキ屋さんで材料に使われたり、
ふりかけにしたり、もちろんチャーハンやグリーンカレーなど普通の料理にも使われていますし、
通販で購入することもできます。
野菜嫌いのお子さんにも食べやすそうですね!
さらには大矢さん、野菜だけではなく、魚や果物など、
そして海外の農家さんにも提案していってるんですね!
いやあ、これはすごいです♪
日本の食材のムダをなくし、食料自給率を上げるだけでなく、
世界の食材のムダ撲滅に取り組んでいるんですね^^
この事業が進めば、農家さんの収入も増えますし、
丹精込めて作ったことへの恩恵も安心して得られるでしょう。
出荷段階での食材廃棄という問題は、
一般の方の耳にはなかなか届いていない問題だと思います。
大矢さんの事業は、そのような所にメスを入れる事業。
応援したいですね^^
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