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日本で余っている竹が繊維に

2009年1月21日

最近は企業のエコへの対策が会社の方針として重要になってきました。
単に消費者に、「エコな商品を作っているいい会社だ」と思われることだけではないんですね。

やはり先々のことを考えて動ける企業というのは、投資家にとっても優良な企業とみなされるので、株もあがるでしょう。

そしてオバマ大統領も、環境関連ビジネスへの支援を強化するようですね。
そうなると日本で環境関連のビジネスを扱っている会社はさらにビジネスチャンスも広がってきますよね。

エコ意識を個人の良識だけに任せていてはなかなか難しいものがありますから、
こういうビジネスが強化されていくのは頼もしい事だと思います。

そして今日、ワールドビジネスサテライトで放送されていたのですが、
「TAKE100」というベンチャー企業が、「竹」をうまく使ってビジネスに繋げているようです^^

竹は、用途としては竹細工などにしか使われないため、余っているんですね。
日本では昔から生えていて、伸びが早く、切っても切っても生えてくることで困っているという地方の人の話もたまに聞きます。
2か月で20メートルにもなるそうですよ!

しかし、日本は割り箸を使う文化がありながら、木材の材料費は中国から輸入した方が安いので、どうしても中国から輸入するんです。

そして、日本の森は育ち過ぎた木が多くなって、二酸化炭素を吸収しなくなるんですよね。
日本の木は人工林が多いので、適度に間伐しなければいけないんです。

しかし、TAKE100では、竹を繊維に変えて衣類にしたりしているようです!
竹のタオルは吸水性、抗菌性に優れており、間伐もされて一石で三鳥にもなりますよね^^
しかも、竹は1トン当たり1万円〜1万51千円、綿の場合は20万円もかかります。
つまり竹なら綿の20分の1の価格で、原材料として手に入れることができるんです。

ちなみに、熱帯雨林に生えている木よりも、竹の方が二酸化炭素吸収量が多いというデータも出ているようです。

切ることがエコに繋がる、素晴らしいアイディアだと思います。

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コメント(2)

初めまして。

竹は日本の文化財ですよね。
今、改めて見直され、多くの原産が残る京都では特に、竹を利用したアイテムや建築物に使用されているようです。

勉強になりました。ありがとうございます^^


エコドレッシングさん、はじめまして!
コメントありがとうございます。
いろいろと活動的にエコの勉強をされているんですね!
素晴らしいです。

そうなんですよね。
日本には竹という素晴らしいものがあるので、どんどん生かしてほしいですね!
京都はさすがですね^^

京都のように、原材料も地産地消でまかなえるようになってほしいものです^^


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