フライブルグ の エネルギー分野 での取組み

2008年8月17日

前記事で、ドイツの町で 環境首都 とも言われている フライブルグ の街の仕組みを説明しました。
今日は フライブルグ のエネルギー分野での取り組みについてです。

太陽光発電プロジェクト

フライブルグ のドライザムサッカースタジアムでは、
市民出資の 太陽光発電プロジェクト が行われています。

このスタジアムは、無料で屋根を提供しており、
そこに市民が自由に出資してソーラーパネルを設置するんです。


(画像:googleマップより)

わかりにくいかもしれませんが、スタジアムの周りに配置されているのが
ソーラーパネルですね。

値段は一口(500W分)5000ユーロ程度。好きなだけ購入できます。
発電した電気は電力会社に売ることができます。

ソーラーパネルを設置した市民には、
地元の人気サッカーチーム、SCフライブルクのチケットが
優先的に購入することができるため、設置希望者も殺到したそうです。

低エネルギーハウス

ドイツ では、2002年以降に建築する住宅を 低エネルギーハウス にすることを義務付けました。
その中でもエネルギー消費基準の評価を5段階にわけ、

  • 低エネルギーハウス
  • パッシブハウス
  • ゼロ暖房エネルギーハウス
  • ゼロエネルギーハウス
  • プラスエネルギーハウス

に分類しています。

プラスエネルギーハウス では家庭で消費する電力よりも多くの電力を生み出し、
電力会社に売ることができます。
優れた 断熱材 、冬場は窓を閉めたままでも換気できる最新の 換気システム などもあり、
通常暖房を使う場合の1/3程度になるそうです。
ソーラパネル で発電する電力で家庭の電力が十分賄え、
余剰電力は固定価格で電力会社に売ることができるため、採算の取れる住宅となります。
また、雨水が自然に溜まる仕組みも作っているので、家庭菜園などに使うことができます。


このように、非常に進んだ 環境都市 を作っているドイツでは、
再生可能エネルギー の産業が雇用に繋がっているそうで、
15万人の雇用を生み出しているそうです。
また、 環境税 の徴収もあり、ガソリンなどに加えられているのですが、
その税金は年金への補助金に充てられ、国民の年金が安くなるシステムを導入、
還元型の社会になっています。

社会全体が素晴らしい仕組みを持ったドイツ。
日本も仕組みから見習う点が多くあるのではないでしょうか?

関連記事:フライブルグ の街の仕組み

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