バイオマス燃料 が作る 循環型社会

2008年8月21日

現在、 エネルギー資源 は化石燃料が一般的です。
しかしそれは有限の資源であるため、石油が高騰し、現在大変なことになっています。

バイオマス は、植物が作りだす資源なので、太陽や水があれば持続することができます。
そして、何と言ってもCO2を増やさないということも特徴の一つです。

増やさない>というと誤解があると思いますが、排出しないということではありません。
排出はするのですが、それは生物の成長段階で大気中から吸収したCO2なので、
増加はしないということです。

例えばどのようなものが バイオマス燃料 として使われ循環型社会を構築するのか、
まずは 食品廃棄物 を例に説明しましょう。

食品廃棄物 は現在、90%近くが焼却処分されるか埋立されています。

しかし、食品廃棄物は 微生物発酵 させると メタンガス を発生させるんです。
メタンガス を燃料にすると発電や熱利用することができます。
エネルギーの循環はこのようになります。

家庭・レストラン等 ⇒ 食品廃棄物発生 ⇒ 工場にてメタン発酵 ⇒ メタンガスを生成 ⇒ 発電 ⇒ 家庭・レストランへ

このように、エネルギーとして循環されてきます。

バイオマス燃料はもちろん食品廃棄物だけではありません。
エネルギーとしてどんどん使えるような社会にしたいですね^^

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