※この記事にはプロモーションが含まれています。

統一省エネラベル とは?

2009年4月21日

以前から言われていた、エコ家電に対する追加経済対策ですが、
5月15日購入分より開始するそうです。
省エネ家電の購入でエコポイントがもらえるんですね^^

対象となるのは、統一省エネラベルで、
星四つ以上のエアコン、冷蔵庫、地上デジタル対応テレビです。
エアコンと冷蔵庫には価格の5%、地デジ対応テレビには10%の還元があるようです。
さらに、今まで使っていたものをリサイクルに出せば、リサイクル料相当のポイントもつくようです。

統一省エネラベル

上の図が統一省エネラベルの見本です。
省エネ性能の情報開示が義務付けられているので、
販売店では貼らないといけないんですね。
ラベルの様式も経済産業省により義務付けられていて、
省エネルギーセンターがデータベース化し情報提供しています。

なので、メーカーによって測定基準が違うという心配はありませんね^^

ラベルには、省エネ性能を多段階評価で示す星印のほか、省エネ基準達成率、年間消費電力量、年間の目安電気料金が記載されています。

星の数は、省エネ基準達成率に応じて変わるのですが、
技術革新が進み、省エネ性能の全体水準が上がってしまうと
そのうち全て5つ星になるのでは?と思うかもしれませんが、
定期的に改定されるそうなので、時代に応じた性能で比べることができます。

そして、省エネ基準達成率の算出方法も、電化製品の種類によってある程度分類されています。
例えば、冷蔵庫とエアコンは算出方法が違うので、達成率の数字も違ってきます。

このような細かい計算はあるのですが、
消費者側はメーカーの枠を超えて性能を比較できるというわけですね^^
星が4つ以上あれば、エコポイントの対象になるというのも分かりやすいですしね。

しかし、電気屋さんで売っているものを横並びで比較するにはそれでよいのですが、
大切なのは、今使っているものと、購入を検討しているものとの電力量やCO2排出量の比較ではないでしょうか?

例えば、冷蔵庫を買い替える場合、メーカーや型番にもよりますが、
容量が300リットルの中型の冷蔵庫から、最新の500リットル以上の冷蔵庫に買い替える場合、容量も増える上に保存性能も増しているのにも関わらず、電力量もCO2排出量も大幅に削減できる場合があります。

しかし、テレビの場合は現在大型化が進んでおり、
26型くらいのブラウン管のテレビから40型くらいのプラズマテレビに買い替えた場合、
エネルギー量が増えることが多いんです。

ブラウン管のテレビから液晶テレビの場合だと、
大型化していても省エネになる場合はありますけどね^^;

また、今回のエコポイントとは関係ないかもしれませんが、
エコ家電を購入する際、価格とランニングコストが合わない場合もあるので注意が必要です。

洗濯機の場合は、洗う繊維の素材によって電力量や水の量が違いますし、
食器洗い機に至っては、人数の少ない家族が使うと、
いくら省エネのものを使うと言っても、電力量、水の量を考えると、
直接洗う方がエコだったりします。
45枚くらいが境目というのも聞いたことがあるのですが、
そうなると大家族しか当てはまりませんね^^;

さらに、もっと大きなレベルでみると、
核家族化による世帯数の増加により家電製品の増加しており、
エコ家電が増えているとはいえ、日本全体での家庭のエネルギー消費量は増えているという結果が出ています。

なので、省エネモデルという言葉だけに振り回されず、必要なものだけを買い、
ランニングコストや、現在使用しているものと比較してどうなのかを考えて買うようにしましょう。

既存製品との比較は、しんきゅうさんをお勧めしますよ^^

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

コメントする




« 今、ワケあり、下取りがブームです。 | ホーム | ドライマーク衣類が洗える洗剤 ハイベック »

このページの先頭へ