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海に沈みゆく島 ツバル の現状
2009年5月17日
ツバルは南太平洋にある、サンゴ礁の9つの島からできた国で、
現在1万人くらいの人が住んでいますが、
地球温暖化の影響で海に沈みかけている島として有名ですね。
今まで地球温暖化は、北極などの氷が溶けて上昇していると考えられていたのですが、今はその影響は4割程度と考えられています。
残りは何か?というと、熱膨張だと言われているんですね。
諸説ありますが、人間が放出している熱が原因であることには変わらないですね。
液体が熱で膨張することは、中学か高校の化学の時間で習ったと思いますが、
それが地球規模で起こっているというわけです。
人間って恐ろしいですね^^;
ツバル政府の報告によると、ツバルでは年間平均5.7ミリ海面が上昇しているそうです。
ツバルの平均海抜は1〜2メートルと低いということもあり、危険な状態にさらされているわけですね。
21世紀末の海面は現在と比べて59センチ上昇すると予想されています。
ツバルではすでに人が住んでいるところまで海水がきており、
沈んでしまった村や、消えてしまった島ももあるそうです。
そんなツバルの現状を世界に伝えようとしている日本人がいることをTBSの「夢の扉」で紹介されていました。
それがNPO法人オーバービューの代表を務める、遠藤秀一さんです。
遠藤さんは11年間カメラを撮り続けていて、世界に情報を発信しているんです。
オーバービューでは、コスモ・ザ・カード・オーパスを発行している
『コスモ石油』のエコカード基金の協力で、マングローブを植える植樹活動をしています。
TVでは、国連環境計画親善大使の加藤登紀子さんと一緒に植樹活動をしていました^^
マングローブは海水でも育つ木で、日本では沖縄で見られますが、
マングローブを植えることで海岸の浸食を防ぎ、波の力を弱めたりすることができます。
スマトラ沖地震の時にも、マングローブが生えている地域は高波の被害を抑えられたという効果も実証されています。
今のツバルの状況にまさに適していますね!
一緒にやってみたいなあと思ったのですが、オーバービューのサイトにエコツアーの案内がありました。
そのツアーで植樹活動ができるわけではないようですが、行くだけでも良い勉強になりそうですね。
ツバルでは、海面上昇以外にももうひとつ問題があります。
それが、ゴミ問題です。
実はツバルのゴミ問題は海面上昇と大きな関係があるのですが、その辺はまた次の記事に書こうと思います。
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