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中国 黄土高原 の現状

2008年9月 8日

黄砂の原因の一つになっている中国、 黄土高原 。
日本や韓国に来る黄砂もここから来ていると言われています。
今年は特にひどかったですね。観測量が数倍上がり、中国では顔を全て覆った状態で出かける人がいるほどでした。

黄土高原 はかつては豊かな森だったそうです。
なぜこのような状態になったのかというと、中国の数千年に及ぶ長い歴史の中で起こった戦乱や森林伐採、過剰な開墾・放牧などにより破壊されたそうです。

数十年前、この地方に住む農民が段々畑を作り、農業開発を行ったのですが、
雨が降ると洪水で養分をもった土が流されてしまうんです。
なので、畑ではなく、まずは森林に戻して砂の侵食を防がなければなりません。

黄土高原 ではNPOが植林活動を行ったりしていますが、実は中国政府も 植林活動 を国民に訴えているようです。
1981年に中国政府は11歳以上の国民に年間3〜5本の木を植えることを義務付けています。
中国も意外と頑張ってますね^^
でも、中国政府と地方自治体の考え方の差はかなり大きいものがあるようです。

地方自治体は普通、黄土高原に一番悩まされているだろうにも関わらず、植林の大切さをあまり考えてないようです。

その話はまた次回の記事で書こうと思います。

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