自然エネルギーの最近のブログ記事

畑と比べて30~50倍の収穫量の芋を作る三角棚栽培法

以前書いた近畿大学教授・鈴木高広先生の芋エネルギーが、「夢の扉+」で紹介されていました。

以前書いた記事⇒たかじんの委員会で紹介!日本を救うバイオ燃料 芋エネルギー

芋エネルギーは、栽培した芋をスライス、乾燥したものをチップ状にして燃やすことで、化石燃料代わりに使うというものです。

材料についても技術的にも非常にシンプルな方法ですが、

  • CO2の増加を防ぐ(環境保全)
  • 農家の収入に繋がる(農業の復活)
  • 輸入に頼らず、全て国内生産(日本のエネルギー問題の解決)

に繋がるすごい方法なんです。
芋はどこでも簡単に作れますからね^^

上手く実用化すれば、日本の電力の10%を芋で賄うことができるそうです。

そんな芋エネルギーですが、どれだけ芋をたくさん栽培できるか、どれだけ流通を整えるかがキモになってくると思います。

その一つ、栽培の仕方については、普通に畑で栽培するのではなく、鈴木先生が実験で行っている三角棚栽培法というやり方で栽培すれば、簡単にかつ大量に作れそうです^^

どこでも利用できる!天候に左右されない地中熱エネルギーとは?

WBSで紹介されていましたが、今、天候に左右されずにどこでも利用できる普遍的な自然エネルギーとして「地中熱」を利用したシステムの普及が急速に広がってきているようです。

東京スカイツリーでも地中熱を使った冷暖房システムが使われていますし、セブンイレブンの店舗でも次々に導入、更には一般住宅にも普及してきているんですね。

今までは、自然エネルギーの導入というと「太陽光」がまず先に考えられてきましたが、これからはこの「地中熱エネルギー」が導入しやすくなったので、太陽光と合わせての利用シーンが考えられるようになります^^

日本で地熱発電が進まない3つの理由

2012年2月14日に、環境省が地熱発電所の設置要件を緩和しました。
国立・国定公園の外から斜め掘りをして地熱を利用することを認める通知を出したんです。

日本は資源の少ない国と認識されていますが、
実はアメリカ、インドネシアに次ぐ地熱資源量 世界第3位というポテンシャルがあります。
それなのに地熱発電の設備容量は世界8位
日本の総電力量の0.3%しか賄っていません。

あくまで理論的な計算ですが、仮に日本の地熱資源をフルに使えたとしたらその年間発電量は3300万kwに達するそうで、東京電力の原子力発電の総量を上回るんです。
(資源量は調査でさらに増える可能性もあります)

しかし今のところ約53万KWしか使っていないのが現状です。
そして、1999年の八丈島地熱発電所が運転開始したのを最後に新設されていないんですね^^

非常に勿体ない状況が続いていたのですが、ここにきてようやく動きが見えてきました。

風力発電 で 資産運用

ヨーロッパ諸国の自然エネルギーの取り組みはすごいですね。
国の対策もそうなのですが、市民一人一人の意識が違うんです。

中でも風力発電先進国であるオランダ、ドイツ、デンマークの
風力発電の運用の割合を見てみると、

1.オランダ
個人所有:60%
協同組合:5%
企業:35%

2.ドイツ
個人所有:10%
協同組合:40%
企業:50%

3.デンマーク
個人所有:64%
協同組合:24%
企業:12%

という数字が出ています。
この中でドイツをピックアップすると、消費電力に占める風力の割合は6.4%に達しており、太陽光やバイオマス、水力を加えると、自然エネルギーの占める割合は14%を超えています。
ちなみに日本は1%にも満たないくらいですね^^;

なぜこんなにも意識が違うのか?というと、ドイツでは自然エネルギーが投資先として非常に優遇されているんです。
ドイツには、EEG(再生可能エネルギー法)というのがあるのですが、
これによって、固定価格による電力買取が保証されるんです。
つまり、15~20年で回収できることが計算でき、保証されているんですね。

日本でも最近、太陽光発電によって発電した電力を倍の値段で買い取るようにすることが言われるようになってきましたが、ドイツの方が進んでいますね^^

そんな中、日本にも風力発電に直接投資しようという動きがあります。

それが、(株)自然エネルギー市民ファンドが募集している、
アースウインド2009 というプロジェクトです。

グリーン電力の市場売買

グリーン電力の売買が17日より市場取引されます。
グリーン電力というのは、太陽光発電などの二酸化炭素を出さないエネルギーを使った電力ということです。
取引を行う場所は、日本卸電力取引所。

これで、太陽光パネルを導入した人は、余った電力を売り、ここから収入が発生することになりますね^^
補助金をもらって導入して、エコに貢献して、収入も発生するってなかなかいいじゃないですか^^

沖縄の電力事情

gooホームプロジェクトで、サンゴ移植をしてもらいました。
前記事参照

これは、沖縄でサンゴ移植活動をしている「Sea Seed」という団体をgooが支援しているのですが、着々とサンゴの数も増えているようです^^

これはこれで良い事なのですが、そうせざるを得ない状況を作っているのが地球温暖化ですよね。
これをなんとかしないと、根本的な解決にはならないと思います。

そこで今回は、沖縄の電力供給事情について調べてみました。

経済産業省 非化石燃料を電力・ガス・石油各社に義務付け

経済産業省が、極度に化石燃料への依存している状態から抜け出すために、電力・ガス・石油各社に、非化石燃料の利用を義務付けます。

とうとう、というかやっと国が動きましたねぇ。

現状、国内で使われるエネルギーのうち、非化石燃料の割合は2割弱なのですが、それを2030年までには3割程度へと高めたいという考えなんだそうです。

少しずつでいいので、国内でエネルギーがまかなえるようになっていきたいですね。

羽ばたき飛行機 から 水力発電 へ

TBS「 夢の扉 」で 日本大学 の教授の 中里勝芳 さんが紹介されていました。
中里さんは、飛行機が好きで、 羽ばたき飛行機 を独自の研究で開発しました。
現在は、この羽ばたき飛行機の原理を利用して水力発電システムを研究しています。

この 羽ばたき飛行機 、実はものすごい発明なんです!
あの画家であり、科学者でもある天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ も構想を描いていて成し遂げられなかったことなんです!

羽ばたき飛行機 は、羽が上下しながらも漕ぐように回転することで飛ぶようにできています。
この風を切る原理を利用して、河川で水を切るように応用すれば発電ができるのではないかと、水力発電システムを開発しているんです!素晴らしい発想ですね^^

デンマーク 、 サムソ島 の環境対策

デンマーク に サムソ島 という島があります。
この島はなんと、自然エネルギーでの電力自給率100%を誇るんです!
サムソ島 は人口4,400人、面積は114キロ平方メートル、南北26km、東西7kmの島です。
主な産業は、今までは農業や観光業でしたが、現在の主要産業は、 再生可能エネルギー です。

この島は1997年に計画されたデンマークの国家プロジェクトで自然エネルギー開発に取り組んだのですが、わずか10年で自給率100%、それどころか島外にも電力を売るまでに成長したんです!
現在、再生可能エネルギー分野での雇用も増えているそうです。

まさに環境モデル地区となる場所ですね^^その取り組みとはどういうものでしょうか?

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