風力発電 で 資産運用

2009年6月28日

ヨーロッパ諸国の自然エネルギーの取り組みはすごいですね。
国の対策もそうなのですが、市民一人一人の意識が違うんです。

中でも風力発電先進国であるオランダ、ドイツ、デンマークの
風力発電の運用の割合を見てみると、

1.オランダ
個人所有:60%
協同組合:5%
企業:35%

2.ドイツ
個人所有:10%
協同組合:40%
企業:50%

3.デンマーク
個人所有:64%
協同組合:24%
企業:12%

という数字が出ています。
この中でドイツをピックアップすると、消費電力に占める風力の割合は6.4%に達しており、太陽光やバイオマス、水力を加えると、自然エネルギーの占める割合は14%を超えています。
ちなみに日本は1%にも満たないくらいですね^^;

なぜこんなにも意識が違うのか?というと、ドイツでは自然エネルギーが投資先として非常に優遇されているんです。
ドイツには、EEG(再生可能エネルギー法)というのがあるのですが、
これによって、固定価格による電力買取が保証されるんです。
つまり、15〜20年で回収できることが計算でき、保証されているんですね。

日本でも最近、太陽光発電によって発電した電力を倍の値段で買い取るようにすることが言われるようになってきましたが、ドイツの方が進んでいますね^^

そんな中、日本にも風力発電に直接投資しようという動きがあります。

それが、(株)自然エネルギー市民ファンドが募集している、
アースウインド2009 というプロジェクトです。

アースウインド2009の詳細はこちら⇒アースウインド2009

これは、今までのエコファンドとは違います。

今までのエコファンドは、集めたお金を株式投資をするというものなのですが、
このプロジェクトは、集めたお金を直接風車を建てる事業に投資することができます。

発電した利益から配当するというもので、実にシンプルなやり方で、
配当をあてにするというより、環境に貢献したくて出資する方も多いようです。

風車が建設されるのは、石川県輪島市門前町で、一口50万円から。
配当は信託期間で違うのですが、
10年間の場合2.0%、18.5年間の場合は3.6%のようです。
8月いっぱいまで募集しています。
ワールドビジネスサテライトでも紹介されていましたね^^

7月は毎週水曜日に説明会があるようですので、
エコに投資したいという方は検討してみてはいかがでしょうか?

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