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デンマーク 、 サムソ島 の環境対策

2008年8月31日

デンマーク に サムソ島 という島があります。
この島はなんと、自然エネルギーでの電力自給率100%を誇るんです!
サムソ島 は人口4,400人、面積は114キロ平方メートル、南北26km、東西7kmの島です。
主な産業は、今までは農業や観光業でしたが、現在の主要産業は、 再生可能エネルギー です。

この島は1997年に計画されたデンマークの国家プロジェクトで自然エネルギー開発に取り組んだのですが、わずか10年で自給率100%、それどころか島外にも電力を売るまでに成長したんです!
現在、再生可能エネルギー分野での雇用も増えているそうです。

まさに環境モデル地区となる場所ですね^^その取り組みとはどういうものでしょうか?

まず、この事業には、国家の他にもEUや企業、協同組合、自治体、島内の個人までも参加して出資しているんです。
島内の個人が参加というのが大きいですね!

10年間で行われた投資は5500万ユーロ(約93億5000万円)。そのうち、国家やEUからの出資は800万ユーロ、残りの4700万ユーロは島内からの投資なんです!
島民の想いがいかに強いかってことがわかりますね!

発電はおもに風力発電で、暖房などの熱源の供給は麦わら等の バイオマス や 太陽熱 などを利用しています。
風車の所有は、自治体、会社間の共同所有、農家、個人など、さまざまな人が所有しています。
そして、売電収入の一部は、更なる自然エネルギーの開発に投資されていくそうです。

サムソ島のエネルギー事務所では、人々が集まって情報を得たり、ディスカッションも行っています。
このようにして、住民のエネルギーへの関心がさらに深まり、エネルギー分野への教育にもなっています。

地元住民が団結して参加すると、環境によいこともでき、地元の活性化につなげることもできるという良い結果ですね^^
地域活性化を考えている自治体もうまく取り入れれば、活性化できるかもしれないですね^^

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