新技術の最近のブログ記事
従来型の風車の3倍の電力!九州大学が開発した風レンズ風車とは?
ヨーロッパで盛んな風力発電。
TVで自然エネルギーの話になるとよく、
ヨーロッパの風力発電の風車の映像が出てきます。
ヨーロッパでは1年を通して安定して吹く偏西風や、平坦で風をさえぎることのない地形など、
風力発電に向いている環境があるので有効利用できるんですね。
特にデンマークでは、風力発電が最大の輸出産業にまで発展しています。
逆に日本ではそのような安定した風がないと言われているので、現状、風力発電はあまり利用されていません。
でも、そこはやはり日本の技術力の見せどころ!
九州大学教授の大谷祐二教授が開発した、
従来型の風車の3倍の電力を生む風レンズ風車が今、注目を集めています。

(画像:九州大学 SCF研究会より)
レンズ風車の名前の由来は、レンズが光を集めるのと同じように、風車に風が集まるというところからきています。
どういうことなのかは後で説明しますが、これを上手く利用すれば、
原発一基分の発電量をまかなう自然エネルギーのシステムができるということで、開発が進められているんです!
東日本大震災の後から話題になっていましたが、
2011年1月15日放送の「夢の扉+」で、その仕組みと現状が紹介されていました。
小さな流れでも電気を起こす、ゼンマイ式水力発電
2011年11月6日放送の「夢の扉+」で、「ゼンマイ式水力発電」というものが取り上げられていました。
開発しているのは、富山にある 東洋ゼンマイ株式会社 の社長、長谷川光一 さん。
まだ実験段階のようですが、非常に可能性を感じられます。
ゼンマイというのは、多くは商品の中に組み込まれていて
直接的に目にすることがないので、それが動力として役割を果たしていることは、
あまり意識しないかもしれません。
ゼンマイは、写真のように弾力性のある鋼鉄を渦巻状にしたもので、
それを伸ばして、元に戻る力を利用して動力を得るようにしたものです。

昔は家電でもその動力にゼンマイ仕掛けのものがよく使われていましたが、
最近は多くのものが動力を電気エネルギーを利用したコンピューター制御になっています。
それでもゼンマイはまだまだ身近にたくさんあります。
身近なものでは、掃除機のコード、電車の連結部分のドア、シートベルト、チョロQ、
オルゴール、メジャー、家電用タイマーといったところに使われています。
一番最初にゼンマイが使われたのは、江戸時代のカラクリ人形。
ひもを引っ張れば、そのひもが戻る間、一定の動きをするわけです。
今でも子供のおもちゃに、それに似たようなものがたくさんありますね^^
挙げれば他にもたくさんありますが、意外とあります。
東洋ゼンマイではさらに、ゼンマイ式音声ガイドというものを作って、
地域貢献に役立てていました^^
そんな風に、ローテクながらも昔からずっと使われ続けているゼンマイですが、
うまく利用すれば、小さな流れでも電気が起こせる水力発電にもなるんです!
藻が日本の石油を賄う!オーランチオキトリウムとは?

近頃、藻から作るエネルギーが話題になっています。
オーランチオキトリウムというものです。
ラテン語読みなのですが、非常に覚えにくい名前ですね^^
なので、正式名称かどうかはわかりませんが最近、
オーランチキチキなんて呼ばれたりしています^^;
藻類の研究は、オイルショックのあった70年代頃から研究されていて、
油を作る藻類は既に複数存在していましたが、生産効率の低さから、
実用化には至りませんでした。
今まで最も油を作る能力の高かったのがボトリオコッカスという藻類です。
しかし、2010年に筑波大の渡邉信教授の研究チームによって沖縄の海でオーランチキチキが発見されました。
なんと、油の生産能力がボトリオコッカスよりも10倍以上あるんです!
オーランチキチキは、「たかじんのそこまで言って委員会」に出ている勝谷さんが最初に、
世の中にこういうものがあると広めてくれたようですが、
6月12日の放送で、発見者の一人である、筑波大研究チームの彼谷邦光先生がゲストで来て、
オーランチキチキについて直々に説明していました!
その内容を紹介します。
たかじんの委員会で紹介!日本を救うバイオ燃料 芋エネルギー

Corn, Mercado La Boquería /
Spain, Barcelona / flydime
トウモロコシやサトウキビなど、炭水化物を含む資源から作り出す、再生可能エネルギー、バイオマスエネルギー。
そこから作られるバイオエタノールは、
現在国内1700ヶ所の給油所でガソリンに混ぜて実証供給されています。
2009年度は5万キロリットルの供給をしていましたが、経済産業省の発表によると、2017年度までに50万キロリットルの供給を目指しているんだそうです。
バイオ燃料を使うと、石油などと同じようにCO2を排出しますが、
排出するのは、そもそも植物が光合成で吸収したCO2の分だけなので、
それを排出しても再び別の植物が吸収します。
そのようなサイクルがあるので、CO2をこれ以上増やさない
というのがバイオマス燃料です。
6月12日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」で、
「芋エネルギー」というものが紹介されていたのですが、
それも、バイオマスエネルギーの一つです。
これが本当にスゴイんですね^^
提唱者の近畿大学生物理工学部教授 鈴木高広先生が推奨する方法で育てれば、石油、石炭、天然ガスの輸入に頼らなくて済むそうです!
たかじんの委員会で紹介!暴走しない核、トリウム原発とは
今、福島の原発の影響で、"原発"とか"原子力"という言葉に敏感になっている人は多いと思います。
非常に難しい問題です。
ちなみに僕も、地域や各家庭でエネルギーを
地産地消する社会になってほしいと思っている一人です。
しかし、原発はすぐにでもやめるべきかと言われると、
まだまだ決定的に代替できるエネルギー技術がありませんので、
徐々にエネルギーシフトしていくと良いなあと思っています。
そして、必ずしも皆が「原発反対」ではありません。
原発を置いている現地の人ですら、原発を推進している人もいます。
原発のおかげで働き口があったり、生活が出来ている人がいるのも事実です。
推進する人達は、
「今の原発が危ないのなら、安全性をもっと高めていけば良い」
という意見を持っています。
僕はその考えに反対するつもりはなく、それも方向性の一つだと思っています。
その場合は技術だけでなく、それ以前に運営体制も見直さないといけませんね^^;
では、どのように安全性を高めればよいか?
その技術的問題を解決する手段の一つにトリウム原発というものがあります。
"原発"と聞くだけで、怖いイメージや悪いイメージがありますが、
原発にも色々種類があるようです。
6月12日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」で、
日本でのトリウム原発の専門家である、立命館大学研究員の亀井敬史さんが、
トリウム原発について紹介していました。
原発安全神話が崩壊し、「想定外」という言葉が多用されている中、
にわかに信じがたいかもしれませんが、その内容をそのまま紹介します。
たかじんの委員会で紹介!メタンハイドレートの現状は?

今、石油に代わるエネルギー源として注目を集めているものの一つ、
メタンハイドレート。
メタンハイドレートというのは、別名「燃える氷」とも言われていて、
メタンガスと水分子が結合してできたシャーベット状の固体物質のことです。
大昔の樹や動物などの化石が、地球深くの温度が高いところで溶け、
有機物が分解することでメタンガスになり、
それが海底の冷たい水と、水深がもたらす水圧で結晶化したものです。
6月12日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」で、
日本を代表するメタンハイドレートの専門家である東京水産大学の青山千春先生が、
メタンハイドレートのメリットや問題点、その現状を説明されていたので、紹介したいと思います。
全ての振動を電気に変える 振動力発電
振動力発電を研究している、株式会社音力発電の社長、速水 浩平さんが
3月6日放送の「夢の扉」に出ていました。
速水さんは、床を踏むと発電する「発電床」の開発者で、
現在ショッピングセンターの案内看板や、コクヨのオフィスに続く廊下の案内灯、
江ノ島水族館などに使われています。
これは、人が床を踏むことによって生まれる振動エネルギーを
電気エネルギーに変換したものなので、化石燃料を燃やしたりして
エネルギーを作る必要がないんですね!
まさに究極のエコと言えるのではないでしょうか?^^
振動力発電は、圧電素子という、携帯電話でも使っている素材が関係しているそうです。
携帯電話では、圧電素子に電気を流すことで圧電素子が振動し、
音を出すという仕組みになっているのですが、
振動力発電ではそれを逆方向に利用し、圧電素子を振動させることで、
電気を発生させているんですね。
この、振動力発電を使った技術で、特に興味深かったのは以下の2点です。
スイゼンジノリの成分で、レアメタルをリサイクル
2011年1月23日放送の「夢の扉」で、水前寺海苔(スイゼンジノリ)を研究している
北陸先端科学技術大学院大学の岡島麻衣子さんが紹介されていました。
水前寺海苔は、熊本が発祥の海苔で、世界でも熊本と福岡の
清流にしか生息しないという、日本固有の藻類です。
江戸時代には将軍に献上したほどの高級海苔なのですが、
その中に「サクラン」というものすごい可能性を秘めた分子が含まれているんですね。
そして、サクランの発見者はなんと岡島さん(2006年に発見)。
名付け親も岡島さんなんです。
この、サクランが色々な可能性を秘めていることから、
世界の企業が注目しているんですね。
その性質について、岡島さんが行っている3つの研究が紹介されていました。
ゼロエネルギービル構想で推奨されている光ダクトシステムとは?
経済産業省が今、ZEB(ゼロエネルギービル)構想を掲げています。
ZEBは、エネルギー利用を工夫して、
石炭や石油といった1次エネルギーを使用しない、
もしくはほぼ使用しない建築物のことです。
ビルに再生可能エネルギーや省エネルギーの技術を組み合わせて、
建物内でのエネルギー利用を極力抑えようというわけです。
そして、そういったエネルギーの一つに、自然採光(光ダクトシステム)が推奨されているんですね。
2010年12月19日放送の「夢の扉」では、
その第一人者である、「株式会社マテリアルハウス」の 新井秀雄 さんが紹介されていました。
「夢の扉」で紹介!電気代が安くなる家庭用小型風車
今日、TBS系列「夢の扉」で、ゼファー株式会社の伊藤瞭介さんが紹介されていました。
伊藤さんはなんと、家庭で使える小型風力発電を開発しているんですね!
風力発電は、風が吹いていないと発電がなかったり、
風車が回っている時の騒音が問題になるなど、
いろいろとデメリットがあったのですが、
ゼファーが開発した風力発電機は、そのようなデメリットを解消しています!
しかも、家庭の3分の1の電力をまかなってしまうものなんです♪
ものすごい発電効率なんですね^^
このハイテク風力発電機は日本で初めて実用可能な小型風力発電機であり、
しかも、世界中から現在までに1000人以上も視察に来るほど、注目を集めています。
では、どういうものなのか、太陽光発電や従来の風力発電と比較しながら紹介しましょう。
新技術 の過去記事
- 03月06日・・・雨水利用で洪水&水不足を解消に導く雨水博士
- 02月21日・・・養殖クロマグロの安定供給を目指す近畿大学のプロジェクト
- 11月01日・・・バイオリーチングで日本が資源大国に
- 06月09日・・・電動アシスト自転車 ガイアの夜明けでも放送
- 06月07日・・・ドライミスト で クーラー要らず!
- 02月15日・・・工場排熱で暖房を
- 09月24日・・・ジェット燃料の新エネルギー開発
- 09月15日・・・炭酸水で肥料代半減
- 09月02日・・・アスファルト の熱を発電に




