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ジェット燃料の新エネルギー開発

2008年9月24日

ジェット燃料は多くのCO2を排出します。
1回飛行機に乗るだけでもかなりの化石燃料を使うわけですが、それに代わる燃料として研究されているのが「藻」です。

藻は光とCO2と窒素を取り込んで光合成を行います。ここで窒素の取り込みがなくなると、藻は油を作り出す性質があるんです!
もしこれがうまく大量生産できれば、CO2削減につながったり、燃料サーチャージも安くなるのではないでしょうか^^

カリフォルニア州の新興企業、米Solazyme社は、藻類由来のジェット燃料を開発したのですが、この性能は石油燃料と同等の性能があるんだそうです。

しかしながら、大量生産するにはまだ至っていないのが現状です。
藻が生成するバイオエネルギーだけでは、コストが高すぎるのです。

また、慶應義塾大学先端生命科学研究所では同様の研究をしており、さらに遺伝子組換えなどで効率よく生産することを考えられていたり、工場で大量生産する方法などを研究しているそうです。

もしこのようなことが可能になれば、日本国内に燃料が安く安定供給されるようになるかもしれないですね^^

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コメント(2)

はじめまして。伊藤と申します。
ロシアから40%も安いジェット燃料を輸入するベンチャー企業を立ち上げています。
石油連盟、成田空港の我が国独特のSPECに阻まれ、上手く行っていません。
このSPECは日本語で書かれており、英訳が必要です。海外では、日本の航空会社もローカルを使っています。日本はガラパゴス業界が多すぎます。国力の低下につながります。何とか海外のものが使えるようにしたいと思っています。SPECの内容を英訳して頂けないでしょうか?


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