工場排熱で暖房を

2009年2月15日

TBS「夢の扉」で工場排熱を暖房に使用するというエコ技術が紹介されていました。
工場排熱ってかなり高温なのですが、廃棄するしかなかったんです。
そして、日本全国の工場で捨てられる1年分の排熱の量は、
なんと日本の全住宅の5年分のエネルギーを賄うことができるそうなんです!
それが捨てられているなんて、もったいない話ですよね^^;

でも、ちゃんとそこに向き合い、再利用しようとする人もいたんです。
それが、 三機工業株式会社 の 岩井良博 さんです。

どうやって排熱を利用するのか?というと、酢酸ナトリウムを使うというものでした。
酢酸ナトリウムは、蓄熱材の働きをするんですね。
実はこれは、 エコカイロ にも使われている技術なんです。

通常のお湯と酢酸ナトリウムを比べると、お湯の場合は時間とともに下がりますが、
酢酸ナトリウムの場合は、1時間経過まではお湯と同じように下がったものの、
その後に再び温まりだしたんです!
なんと、2時間も60℃に保つことができたんですね!

岩井さんが考えたのは、酢酸ナトリウムをコンテナの中に排熱と一緒に入れ、
コンテナごと使用する場所に持っていき、利用するというものでした。

コンテナも、トランスヒートコンテナという専用のものを開発しているのですが、
このコンテナでは熱を約1カ月保温ができ、工場で4時間温めれば一般家庭55戸が使う1日分の熱エネルギーを賄えるそうです!これはすごいですね!

しかしまだまだ問題もあって、
コンテナが大きすぎる上に、使う場所に置きっぱなしにしないといけないということと、
熱を放出したあとは、熱を取りに戻らないといけないということが挙げられています。

なので今後は、小型化と長時間利用できることが目標なんだそうです。

さらに、冷房にも使えないか?ということで、
酢酸ナトリウムよりも高温で熱を保つことができる「エリスリトール」という
人工甘味料を使った実験も今年の夏から開始するそうです。

MY GORLは、2020年までに排熱を一般家庭に届けるということだそうなので、
楽しみですね^^

少ないエネルギーを効率化&再利用しながら使えるようになって、
国内でエネルギーを賄えるようになれるといいですね^^

三機工業株式会社の公式サイトはこちら

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コメント(3)

素晴らしい!!

公共施設から一般家庭までの普及となると、まだまだ見直しや時間もかかりそうですが、日本全国のCO2排出量も、これによりかなり削減できますね。

1日も早い普及に期待です!


エコドレッシングさん、こんにちは。

この技術が普及されるようになる頃にはかなりCO2排出量も削減されるでしょうね!
さらに効率化を追求できれば、エネルギーも地産地消型になるかもしれませんね^^


はじめまして。ブログスカウト事務局の池田と申します。
http://blogscout.jp/

環境問題に関して、世の中の人が知っておくべき情報やニュースを
丁寧に書いているブログですね。マスコミなどでも掘り下げない
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