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食料自給率40%の罠
2010年7月30日
日本の食料率は40%で、世界の大国の中でも低く、
多くは輸入に頼っていると言われています。
実際、スーパーに行くと輸入物も多く、加工食品の場合でも
何かしらどこかの国がかかわっていたりするものですよね。
以前、テレビでは、日本が自国のものだけで食事をするようになると、
戦時中になんとかこしらえた食事のようになるといった放送もされていました^^;
でも、最近はこんな本も出ています。
講談社
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世界第五位の農業大国というのは衝撃ですよね^^
日本は、中国、インド、米国、ブラジルに次ぐ農業大国なんだそうです。
農業大国と言われているフランスよりも上なんですかね。
この本が問題視しているのは、農水省が挙げている食料自給率の計算方法と、
農水省の体質です。
計算方法がおかしいのは、つい最近から言われています。
この本によると、日本の食料自給率の計算方法はカロリーベースで計算しているとのこと。
よくわかりませんね^^;
生産高で計算するのが普通の感覚なのではないでしょうか?
なぜそんな風に低く見せる計算が必要だったのか?というと、
そこには農水省の保守的な体質があるからだと指摘しています。
この間の参議院選挙でも、あまり自給率のことが取り上げられなかったのは
自給率の計算がおかしいということが影響しているのかもしれません。
このような数字の信ぴょう性は、我々国民にとっては何が本当なのかわからないので、結局はどっちを信じられるか?ということになると思います。
でも、単純に
「食料自給率を上げる=賛成」
と決めてしまうのは危険ですね^^;
実際、1兆円を超える税金を投じてもそんなに上がっていない現実を見ると、
小手先の数字を操作しているようにしか見えませんし。
食料自給率のことをもっと知りたい方は、この本を読んでみてはいかがでしょうか?
とまあ、今日はちょっと難しいことを書きましたが、
野菜は自分で作ると美味しいですよ(≧▽≦)
野菜作りは始めたばかりですが、自分で作ったものを自分で消費する、
地産地消ならぬ「自産自消」ブログも始めました。
完全な「自産自消」というわけではないですが、
農業知識を農家さんを介してつけて行けば、
食料自給率とか食料危機の問題とか気にしなくてよくなるかなあなんて、
甘く考えています(≧▽≦)
といっても、食料自給率に貢献するために作っているわけではありませんけどね^^
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