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なぜ節電が CO2排出削減 につながるのか?

2008年9月 3日

今まで、待機電力 を減らしたり、まめに電気を節約することが CO2削減 につながることを何回も記事にしました。
では、具体的に何がどうなって CO2削減 に繋がるのでしょうか?
その排出元を追ってみましょう。

まず、電気は発電所で作られています。
発電所と言ってもいろいろあって、火力発電、水力発電、原子力発電、風力発電などがあります。

日本では火力発電、原子力発電、水力発電が主に使われています。

しかし、 風力発電 と 水力発電 は自然の影響をかなり受けます。
風が吹かない日は発電できないし、雨が降らない日が続くと発電はできません。
そのような資源が豊富にある地域ではできるのですが、日本は全体的に豊富ということはないので、 風力発電 、水力発電 は一部の地域で使われるものの、主力の発電方法にはなっていません。

一方、原子力発電 は性質上、安定した電力の供給ができます。
しかし、一度動いたら、設定した一定の電力しか供給できないような仕組みになっています。
したがって、原子力発電はベースの電力を供給していることになります。

これを考えると、夜間は電気を使う人は少ないので、原子力発電だけで賄えるかもしれませんが、昼間は電気を使う人が多いので、原子力発電では賄えなくなります。

これに対応するのが、 火力発電 です。
火力発電 は 化石燃料 を燃やして発電します。
化石燃料があれば、昼間は多く発電し、夜間は少なめでよいのです。
必要な電力量に対応しながら電気を作るんです。

したがって、各家庭で電気を節約すると、火力発電の量が減ることになります。
火力発電 の量が減ると、化石燃料を使う量も減るということですね^^

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