インド CO2排出量急増

2008年10月11日

今、インドのCO2排出量が増えているそうです。
現在、CO2排出量の多い国は、順番に並べると、中国、アメリカ、ロシア、日本、インドという図式だったのですが、最近インドでの排出量がうなぎ登りなんです。
ロシアと日本を抜いて、3位に上りつつあると言われています。

中国とアメリカはダントツに多いので、そこまで登りつめると大変なことになりますけどね^^;

中国とインドは急成長中なので、エネルギーの使用量が増えるのは予想されていましたが、先進国と同じように増えているのかというと、そうでもないんです。

まず最初に気づくのは、人口の問題です。
それぞれの人口を見ると、中国は15億人、インドは11億人になっています。
アメリカは3億人、ロシアは1億4千万人、日本は1億2千万人です。

人口を考えると、中国やインドが成長に伴ってエネルギー使用量が多くなるのは当然と言えますね。
しかし、中国にもインドにも、自然とともに生活している人々も、地方に行くとたくさんいます。
そのような人たちも踏まえてどうなのか?とも思いますが、
一人当たりのエネルギー使用量を考えると、中国はインドの3倍のエネルギーを使っており、
アメリカは中国の5.6倍使っているそうです。

アメリカは一人当たりのエネルギー使用量がかなり多いですね^^;
しかし、国としてみた場合は中国、インドでの排出量が伸びているという訳です。

そしてもう一つ言及しなければならないことがあります。
それは、エネルギー源として、石炭を主力としているところです。

石炭というのは、エネルギー源として最もCO2を排出するんです。
中国では7割、インドでは5割をエネルギー源として石炭を使用しています。

このような理由から中国、インドのCO2排出量が多くなっているんですね。
なので、改善の余地はたくさんあるのですが、経済の発展しか考えずに、アメリカ人ほど輩出していては、大変なことになるには変わりないですね。

しかし、日本も排出量が少ないわけではありません。
大陸の国々と肩を並べるくらい輩出しているのです。
エコ意識の高いヨーロッパの人々を見習わなければなりませんね。

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