日本の フードマイレージ

2008年9月 1日

NHKで、「地球エコ2008 フード・マイレージをへらせ!ニッポンの食卓大研究」 という番組が放送されていました。

フードマイレージ】についての内容でしたが、フードマイレージ とは、

【食べ物の重量】 × 【輸送距離】

で表わされるもので、フードマイレージ が高いほどCO2を排出しているということになります。

遠い国から輸入したり、運ぶ時に重かったりするほど輸送の燃費がかかるので、その分CO2を排出してしまいます。

食料をほとんど輸入に依存している日本は、もちろん フードマイレージ が高いCO2高排出国なんです。
スーパーで食料品を見てみると、地球の反対側にあるような国から運ばれてくるものも珍しくないですよね^^

番組では、アメリカ・韓国の3倍、フランスの9倍という結果が出ていました。
そしてなんと日本は、フィンランド全体の総CO2排出量の半分を、フードマイレージ分だけで排出しているそうです!

フードマイレージ が高くなったのは、ここ20年くらいであると言われています。
これは、安さと安定供給を求め、冷凍や運搬技術が発達した結果なんです。

そして日本人は昔から主食であった米食が、パンなどの小麦食に変化してきています。
そのため米の消費が減り、減反政策が行われ、自給率が落ちて行ったのです。

今では食卓で並ぶ、ほとんどの食べ物が輸入ものです。
サバなどはよくノルウェー産を見かけるのですが、1トン輸入した場合、フードマイレージ は22000 t・km(トンキロメートル)。
かなりCO2を排出しているということですね。

日本で養殖されているマアジは国産なので、国産の場合フードマイレージは0だろうと思うのですが、 隠れフードマイレージ というものがあります。
どういうことかというと、確かにマアジは日本で養殖されているのですが、餌に使っている魚粉は、南米から輸入したもの。
そのフードマイレージ は、1トン輸入した場合、15400 t・km。

同じように卵の場合、国産で100%賄えているのですが、その餌となっているのはトウモロコシ。
こちらはほとんど輸入に頼っています。
これを国産のみにした場合、その自給率は9%にしかならないんです!

これからどんどん農業支援をしていかないと、世界がもっと深刻な食糧危機になると、日本は先進国の中でも先に食糧危機に陥ってしまうでしょう。

そうならないためにも、国は積極的な農業支援を、消費者はできるだけ国産の、地産地消を考えた買い物をし、農家の支援が必要です。
選べるなら国産で、なるべく地元のものを選びたいですね。

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