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ミドリムシ が 地球温暖化 と 食糧危機 を救う?
2008年9月17日
ミドリムシという生物をご存知でしょうか?
淡水に生息している微生物なのですが、こういうやつです。
ゾウリムシやミジンコみたいな、顕微鏡でやっと見ることが出来る小さな単細胞生物ですね^^;
実は、この ミドリムシ が 地球温暖化 と 食糧危機を救うかもしれないんです!
このミドリムシ、動物と植物の中間的な微生物なんです。
微生物でありながら藻の一種でもあるので、光合成やCO2を吸収するんです。
しかも、その吸収量がものすごい!
光合成によるCO2の固定効率(植物に取り込む効率)を、イネ、トウモロコシと比べてみると、
- イネ・・・・0.7%
- トウモロコシ・・・・1.5%
- ミドリムシ・・・・30%
となっています!ダントツですね^^
これを培養すればすごいことになりそうですよね^^
そして、ここに着目して大学とともに研究している企業もいて、
東京のベンチャー企業「ユーグレナ」では屋外大量培養にも成功しているそうです。
しかし、火力発電所レベルで発生するCO2を吸収するのは難しく、それを実現するには、縦横800メートル、深さ1メートルの巨大水槽で培養する必要があるそうなのです。
ミドリムシだけに頼るのは難しいですが、植林活動などと連動していけば、大量にCO2を削減できる可能性も考えられますね。
そしてミドリムシにはもう一つ注目すべき特徴があります。
それは、水や栄養塩、太陽光とCO2だけで、人間に必要な栄養素のほとんどを作り出すことができるということです。
これを利用して、アフリカの飢餓難民向けにミドリムシ入りのクッキーも試作されているようです。
栄養が豊富なので、飢餓難民を救うことができるかもしれませんね^^
そして、栄養が不足しがちの日本人にもよさそうです。
ユーグレナでは、クッキーの他にも、青汁の代わりとなる「緑汁」などの健康食品を開発していて、それが好評のようです^^
"ミドリムシ"というイメージに抵抗のない方は、試してみてはいかがでしょうか?
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