ゴミ問題・リサイクルの最近のブログ記事

食品ロスの"もったいない"は、消費者のお財布事情にも影響する?

日本は"もったいない"という文化を持った国で、その日本語は世界中でそのまま使われていますが、今の社会では、無意識にももったいないことをたくさんしています。

日本の年間の食料廃棄量は1800万トン。
その中で、まだ食べられるはずなのに廃棄される食べ物、いわゆる食品ロスは、年間およそ500万トン~800万トンと推定されています。
参考:農林水産省 2011年推計値より)

これは世界の食料援助量の約2倍に匹敵します。
もっとわかりやすく言えば、800万トンという数字は日本の米の収穫量に匹敵するんです。
さらにもっと分かりやすく言えば、日本人一人一人が毎日おにぎり2コ分を捨てているということになります><

でも実際には、こんなに捨てている実感はありませんよね^^;

スーパーや飲食店のような事業者だけが大量に捨てているわけではありません。
家庭と事業者の割合は半々くらいなのだそうです。
実際にゴミ収集上で調査すると、まだ封すら切られていないまま捨てられた豆腐とか、賞味期限前の缶詰など、結構出てくるそうです^^;

消費者の「捨てる習慣の慣れ」は問題ですが、食品メーカーや卸、スーパーなどの小売の間では食品ロスを減らす取り組みが行われ始めたそうす。

2013年11月25日放送の「クローズアップ現代」で、このままでは"もったいない" 
~動き出した食品ロス対策~
という内容で放送されていました。

不法投棄をする人は泥棒と同じだった

不法投棄

引越しなどでゴミがたくさん出ると大変ですよね^^;
市役所に連絡して粗大ごみを取りに来てもらう場合、手数料がかかります。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家電リサイクル法で決められているものもリサイクル料が必要です。

どこかにあげたり、ゴミセンターに持っていったりする方法もあるかもしれませんが、いずれにせよ手間やお金がかかります。

そういうこともあってか、今全国で不法投棄が増えているんです。
捨てる人は、悪いこととわかっててやるのが厄介ですね^^;

不法投棄されたゴミは、その後どうなるのでしょう?
実は、それでものすごく実害を受けている人達もいるんです><

そういう内容が、NHKの道徳ドキュメント「どうしてゴミを捨てるの?」という番組で放送されていました。

今まで難しかった異素材混合物も分離できる究極のリサイクル技術

普段ゴミに出している食品トレー。
リサイクルゴミとして出すと思います。

トレーは砕くとプラスチックの原料になり、それを成形して再びトレーになったり、公園のベンチになったり、建築資材になったりするんです^^

トレーのように回収しやすいものならまだ良いですが、リサイクルできるものなのに回収が難しいものってたくさんあるんです。

例えば光ファイバーのケーブル。
使えなくなったら燃えるゴミに捨てるか、燃えないゴミに捨てるか、迷いながらどちらかに捨ててしまいそうです^^;
でもこれは、鉄心を樹脂で包む形でできているので、それぞれに分離することさえできればリサイクルできます。

携帯電話やパソコンや家電に入っている基板も色々な素材が組み合わさってできているので、きちんと分離すればレアアースをはじめとする色々な素材を回収することができます。

ただ、その分離が困難なものもあるんですね^^;

そのような、今まで分別が困難とされてきた異素材混合物を、1台の機械で、一度の工程で簡単に素材に分別する粉砕機を開発したエムダイヤ®という会社が、2013年3月24日放送の「夢の扉+」で紹介されていました!

これを使えば、光ケーブル、園芸用イボ竹、廃タイヤ、紙管、ラジエータ、制御用電機部品、電線ケーブル、同軸ケーブル、木材パレット、電子基板などが素材に分離できるそうです!

不用品回収業者の「再生工房」が強制捜査

今日、不用品回収の「 再生工房 」を経営している「 グローバルマネジメント 」が、
警察の強制捜査を受けたらしいですね。

なんとこの業者は無許可で不用品回収していたそうです。
そして、先に値段を告げずに不用品をトラックに積んだ後に
高額な料金を請求する「先積み」という悪質な手口が問題になっていたようです。

"無料"と思っていたお客さんが急に高額な料金を請求されるので、ビックリするわけですね。
そして文句を言うと、

積んだ手間はどうしてくれるんだ!

みたいに脅されて、
渋々払うんだそうです。

中には10万円以上取られたケースも!
その他、騒音問題でも苦情が寄せられていたそうです。

とまあとんでもない悪徳業者だったようですが、実はなんと、
僕も以前、そこに不用品回収をお願いししそうになったことがあったんです!
すっかり忘れていましたけどね^^;

細かい経緯はこちら↓
不用品回収の業者選びは気をつけよう

1年半くらい前の記事なのですが、その時は見積もりに来てもらっただけなので、
高額な料金を払わずに済みました^^;
それでも確かに高額な料金を言われましたし、
業者のお兄ちゃんも、依頼しないと分かると態度悪く帰っていきました^^;

ペットボトルを使わない、エコな水の使い方

ペットボトルのリサイクル問題に関しては、
以前からその是非が話題になっていますね。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)という本も話題になって、ペットボトルのリサイクルは本当にエコなのか?
様々な方向から議論されています。
中には、ペットボトルをリサイクルするのと、新しくペットボトルを作るのとで比べると、リサイクルする方が3倍のエネルギーや資源を使うとも言われています。

その根拠はわかりませんし、その数字が正しいのかどうかもわかりませんが、
例えペットボトルのリサイクルがエコであったとしても、
少なからずリサイクルするためのエネルギーが必要なのは確かです。

なので、ペットボトルを使わないということには勝てないと思うんですよね^^
環境の中で循環できるシステムが確立していないのであれば、
使わないのが一番だと思います。

その辺は、2年前にも記事にしましたが、僕の考え方は今でも変わっていません。
参考:ペットボトルの回収率

では、ペットボトルを使わないようにするにはどうしたらよいか?

パソコンファームで不要PCを回収してもらいました♪

5月頃にパソコンファームに不要になったパソコンを回収してもらうと書いて、
はや2ヶ月ほど経ってしまいました^^;

以前書いた記事:不用品回収の業者選びは気をつけよう

パソコンファームは、不要になったパソコンを送りさえすれば
無料で回収してくれる業者さんです。
集めたパソコンは解体して部品をリサイクルしているようですね^^

そして、やっと回収を頼むことができたんです!
とは言っても、やれば簡単なんですけどね^^;

ツバルのゴミ問題

前回の、ツバルの海面上昇の記事に引き続き、次はゴミ問題です。

前回の記事はこちら:海に沈みゆく島 ツバルの現状

ツバルは海面上昇により、島が沈みかけているという危機に瀕しているわけですが、
それに伴い、ゴミ問題が発生しています。

これは海面上昇と大いに関係があるんです。

なぜ海面上昇と関係しているのか?というと、ツバルの島の構成にあります。
ツバルの島々はサンゴ礁から出来ているのですが、サンゴ礁は土とは違いますので、スポンジのように海水が浸食しやすいという特徴がありす。
なので、タロイモ畑から海水が湧き出してきており、塩害によって農作物が育たなくなっているんですね。

不用品回収の業者選びは気をつけよう

うちには壊れた古〜い自作パソコンがあって、家の片隅で場所をとっています。
そのほか、レンジや壊れたプリンター、ディスプレイがもう一台など、
出してみると大きなゴミがたくさんだったんですね^^;
こんな感じです。

20090513_huyohin.jpg

どうにかして処分したい、できればリサイクルに出したい・・・

と思っていたのですが、最近こういうことがありました。
まずはエピソードから。

ドギーバッグ ってどう?

アメリカでは、レストランなどで食べ残した場合、「 ドギーバッグ 」と呼ばれる持ち帰り専用の容器に入れて持って帰ります。
日本では食べ残しの持ち帰りというと、がめついおばちゃんがやることのような感じがして、正直言いだすのは恥ずかしい感じがしませんか?

アメリカでは1人当たりの食べる量が全然違うのですが、やはり食べ残しはたくさんでるそうで、ドギーバッグで持って帰るのは常識なんだそうです。

元々は、食べ残しを持って帰って、犬の餌にしていたことからドギーバッグと呼ばれているそうです。
下の写真がドギーバッグです。

食べ残しを持って帰れば、無駄なゴミはなくなります。
捨てるのであれば持って帰った方がまだいいですよね。

プラスチックを20日間で分解できる酵素が日本で発見!

生分解性プラスチックを強力に分解する新物質が、茨城県つくば市にある農業環境技術研究所で発見されました。
この物質によると、約20日間で分解することが可能ということです!

通常、生分解性プラスチックを分解するには、半年から1年はかかるんです。すごい発見ですね!
以前、プラスチックを分解するバクテリアを発見した少年がいるという記事を書きました。

プラスチックを分解するバクテリア

このバクテリアでは、プラスチックの袋を3か月で分解することができます。
この発見もすごいのですが、今回発見された、20日間で分解できる物質が実用的になると、ゴミ問題に大きな変化をもたらすことになりますね。

ゴミ問題・リサイクル の過去記事

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