ドギーバッグ ってどう?
2008年11月 7日
アメリカでは、レストランなどで食べ残した場合、「 ドギーバッグ 」と呼ばれる持ち帰り専用の容器に入れて持って帰ります。
日本では食べ残しの持ち帰りというと、がめついおばちゃんがやることのような感じがして、正直言いだすのは恥ずかしい感じがしませんか?
アメリカでは1人当たりの食べる量が全然違うのですが、やはり食べ残しはたくさんでるそうで、ドギーバッグで持って帰るのは常識なんだそうです。
元々は、食べ残しを持って帰って、犬の餌にしていたことからドギーバッグと呼ばれているそうです。
下の写真がドギーバッグです。
食べ残しを持って帰れば、無駄なゴミはなくなります。
捨てるのであれば持って帰った方がまだいいですよね。
しかし、これでは本当の問題は解決されませんね。
確かに食べ残して捨ててしまうよりはいいかもしれません。
しかし、食べ残すほど注文するのはいかがなものでしょうか?
根本的な問題はそこにあると思うんですよね。
ドギーバッグはあるにはこしたことないのですが、
これでエコに貢献した気になってしまう考え方は危険ではないか?と思います。
必要以上に消費を生み出しているのには変わりないですよね。
消費が生まれる⇒その分の仕入が増える⇒それだけ生産量を増やす
となってしまいます。それだけ無駄な消費を生み出してしまうんですね。
なので、食べ残すほど注文しないというのが大事なのではないでしょうか?
また、日本ではドギーバッグの浸透が難しいだろうと言われているのですが、それには別の理由があります。
それは食中毒です。
飲食店で食中毒を出してしまうと、営業を停止させられたり、いろいろと大変ですよね。
一度停止されると、もう二度と再開できないかもしれないくらい大変なんです。
食べ物の持ち帰りをすると、それだけ食中毒が発生する確率が高くなります。
なので、持ち帰りに消極的なお店が多数を占めるんですよね。
お客さんが勝手に残して持ち帰ったのに、「食中毒が発生した!」なんて訴えられたくないですもんね。^^;
最近は非常識なクレーマーも多い世の中になってしまいましたから。。
お店の気持ちが痛いほどよくわかります。
持ち帰った後の保存状態は、お客さん次第ですからね。
ドギーバッグ を使うなら、あくまで消費者の責任が前提と言えますね。
しかし、大前提は食べ残すほど注文しないというのが大前提ですね。
食べ残さなければ、 ドギーバッグ を使う必要はないんですから。
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