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日本の食糧廃棄量は、世界の食料援助総量を上回る
2008年8月29日
農林水産省 が「食品ロスの削減に向けた検討会」を設置しました。
これは、製造・流通・消費の各段階で発生する 食品ロスの削減を図るのを目的としたものです。
"食品ロス"というのは、本来食べられるものが廃棄されているもののことです。
2008年8月8日に第一回の検討会が行われました。
それによると、日本では年間約1900 万トンの食品廃棄物が排出されているそうです。
そのうち「食品ロス」となっているものは年間約500~900万トン!
それは国内で流通した食品の5~10%になるそうです。
日本の食品廃棄率は、アメリカを上回るほどひどいんです^^;
世界の食料援助総量は740万トン。
それを上回る量が日本で廃棄されています。
食糧のほとんどを輸入に頼っておきながら、それだけ廃棄しているという状況は、改善しなければなりませんね。
無駄にしていないようで意外と多い、家庭からの食品ロス
コンビニやファーストフードでは頻繁に売れ残りが捨てられています。
飲食店でも食べ残しが多く捨てられていますし、量販店では賞味期限切れとなった売れ残りは返品され、廃棄されます。
そのあたりで多く輩出しているように思えます。
しかし、家庭からの廃棄は実はかなり多いんですね。
家庭から出る廃棄物は1,100万トン、それに対して食品関連事業者では800万トンになっています。
事業者よりも家庭から出る廃棄物の方が多くなっています。
家庭から食品ロスとなる原因は、過剰除去が最も高く、次いで食べ残し、食べずに直接廃棄の順。
つまり、
「うちはいつも残さず食べてるよ!」
という人でも、何らかの過剰除去はしているかもしれません。
無駄にしているのは、食べ残し、賞味期限切れやカビが生えたなどで捨てるだけではないんです。
どこまでが可食部分か?というような番組や啓蒙活動がほとんどされていないのが残念ですね。
今のところ、各家庭で勉強して気をつけるしかなさそうです。
今まで捨てていた部分が、実は使えるところではないか見直したり、
食材の買いすぎはないか、食べ残すほどの量を作ってないか、考えないといけません。
食品の無駄をさけるために
可食部をゼロにするのはなかなか難しいかもしれません。
だからといって可能な限りは気をつけなければいけませんが、少なくとも食べ残しや賞味期限切れは無くしたいところですね。
食べ残しを防ぐには、以下のことに気をつけると良いでしょう。
- 無駄な買い物をやめる
- 食べる量を減らし、腹7分目~8分目を意識する
今の日本は飽食で必要以上の消費をしています。
1食食べるのも腹8分目以上の人も多いでしょう。
それに慣れてしまうと、8分目だと物足りないように思えるかもしれません。
でも、人が満腹と感じるためには、食べ始めて30分後くらいにくるそうで、8分目くらい食べていたら、時間が経てばお腹いっぱいになるもんです^^
または30分以上かけてゆっくり食べるなどの工夫しても良いですね。
うちではなるべく使う分だけ買って、
生ゴミ出さないように気を付けますが、
例えば外食したりすると平気で残しちゃいます。
旅館等の食泊施設って、あり得ないくらいの品数
出ますよね。日本人だからかな?
おもてなしの心・・・。
それに通じるように、みんなが集まると、
やっぱりたくさん作ってたくさん残しますよね。
もったいないな〜って思います(´・д・`)
もふ子さん、こんにちは。
そうですよね。お店ではコースで品数が決まっていることも多いですよねぇ。
食べられない分まで出されたら、残すしかないですよね。
その辺はお店のメニューの立て方で課題になるんじゃないかと思ってます。
家でも大勢で集まる時は、難しいですね(><)
中国だったかな?おもてなしされたら、少し残すのがマナーなんだそうですヾ(@@;)ノ
全部食べると、おもてなしが足りなかったようにとられるそうです。
こっちももったいないですねぇ。