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プラスチックを分解するバクテリア

2008年9月30日

今までプラスチックを分解するには、千年以上はかかると言われていました。
そういうものを大量に生産して、捨てる時は埋め立て処理・・・なんてしてたら、あっという間に埋め立てる場所がなくなりますよね。

実際、そのように埋め立てる場所がなくなって困っているところがあります。
観光地でもあるイタリアのナポリです。

ナポリのゴミ問題から学ぶ、リサイクルの大切さ

大変なことになっていますが、今後どうするんでしょうね^^;

しかし、プラスチックの袋を3か月で分解するバクテリアが発見されました。
しかも、発見したのは16歳のカナダの少年なんです!すごい少年ですね!

カナダの少年ダニエル君は、土とイースト菌を混ぜたものに水を加え、プラスチック袋を粉状にして30度にしました。
そうすると、通常よりもプラスチックの分解が早いことに気づいたんです。

そして、何度も実験を繰り返すうちに、プラスチックを分解するバクテリアを発見。
そのバクテリアが緑膿菌とスフィンゴモナスです。
緑膿菌は、以前からポリスチレンの分解をするというのは発見されており、今回の実験でポリエチレンも分解されることが発見されたんです。

しかも分解された後に出来る生成物は、水とわずかな二酸化炭素。今までは埋め立てられたり、燃やすとダイオキシンが発生していたプラスチックゴミが処理できるようになるかもしれません。

いやあ、天才少年ですね!
現代社会でも解決が困難な環境問題に、一石を投じた発見ですね!

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