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暑い夏を乗り切る 江戸時代の知恵
2010年7月18日
梅雨が明けて、本格的な暑い夏の到来ですね^^
ここで普通ならエアコンをガンガンかけたくなるところかもしれませんが、
ご存知の通り、エアコンは健康的ではありませんし、何よりエコではありません。
エネルギーをかなり使いますし、都会ではエアコンなどの排気が、
街全体の温度を上げている要因の一つになっています。
なるべく使いたくないけど、つけてしまう方も多いのではないでしょうか?^^;
というわけで、2010年7月18日に放送された「スッキリ!グッスリ!ココロと体の快適学」で紹介されていた、暑い夏を乗り切る江戸時代の知恵の内容をまとめてみました。
これは誰でもできる内容で簡単ですので実践して見て下さいね^^
打ち水をする
Uchimizu Ceremony / Rubenstein
打ち水に関しては以前にも当ブログで取り上げました。
玄関の前に水を撒くやつですね^^
水を撒くことで土ぼこりを防いだり、涼を得たりする日本の伝統的な習慣です。
これは気化熱という、水が気体になる時に周囲から熱を吸収する性質を利用したものです。
水が熱を奪って蒸発するんですね。
番組では打ち水をしたところとしていないところで実験してみると、
3度の温度差がありました。
ただし、打ち水をする時に注意する点が1つあります。
それは、日がものすごく当たっている場所に水を撒くのはあまり意味がないということです。
まさに、"焼け石に水"ということですね^^;
水を打った瞬間は温度は下がりますが、すぐに温度が上昇してかわいてしまい、
あまり効果が感じられないんです。
ポイントとしては、日陰が出来ているところに打つということです。
日陰であるかどうかによって、持続時間が違うんですね^^
なので、日陰になっているところに打つか、何かで日陰を作ると良いですね^^
または日なたと日陰の温度差の少ない、朝夕に打ち水をしておくと、
昼間や夜間に過ごしやすくなります。
さらには、風呂の残り湯などを使うとエコですね^^
すだれをする
すだれも昔から日よけ、目隠しに使われていた夏の風物詩です。
実はこれはかなり理にかなっているんですね。
番組ではカーテンを窓の内側に設置した場合と、すだれを窓の外側に設置した場合とで、
カーテンとすだれの涼しさ対決を行っていたのですが、
調査開始40分後、カーテンは5℃も温度が上昇していました!
それは窓の性質が関係しています。
窓は外気の熱は通さないのですが、太陽の直射日光は通すという性質があります。
そのため、窓の内側にあるカーテンは、直射日光で暖められて部屋の中で熱を放射し、部屋が暑くなるんですね。
一方、すだれの場合は外にあるので、直射日光で暖められても熱は外に放射するため、部屋の中は暑くならないんです。
つまり、すだれは窓ガラスの外側で直射日光を遮断するので涼しく感じるんですね^^
すのこを使う
コンクリートでできたバルコニーやベランダがある場合、
すのこを使うと涼しくなります。
コンクリートが暑さを感じさせる理由は、照り返しにあります。
この照り返しで床や家具が熱せられると部屋の中が暑くなるんですね。
そこですのこを使うと、コンクリートへの直射日光を遮断することができます。
同時に、照り返しや蓄熱を防ぐことができるというわけです。
すだれと一緒に使うとさらに効果的ですね^^
甘酒を飲む
夏になるとかき氷を食べたくなりますが、食べすぎると夏バテを引き起こしてしまいます。
江戸時代の人達の夏バテ対策はどのようにしていたのか?というと、
実は甘酒を飲んでいたんですね。
夏バテ対策というと、うなぎが挙げられると思いますが、
江戸時代では、うなぎはお金持ちが食べるものでした。
庶民達は、夏の甘酒売りから甘酒を買って、井戸水で冷やして飲んでいたんですね。
ポイントは、甘酒は、砂糖などの甘味料は一切使用していないというところです。
甘酒は主に米と米麹でできていますが、米麹についている麹菌の酵素が
米の栄養素を体に吸収しやすい形に分解しているので、
飲む点滴とも呼ばれているんです。
ブドウ糖やアミノ酸、ビタミン類が効率よく吸収できるんですね♪
まさに、江戸時代の栄養ドリンクですね^^
以上が江戸時代の生活の知恵でした。
私達は文明で便利になった気になっていますが、
昔の方が賢い方法で、しかも効果的な暑さ対策を行っていたんですね。
むしろ不便になったのかもしれません^^;
ぜひ普段の生活の中に取り入れてみてくださいね。
はじめまして。横浜で美容師をしております、CHIEZOです。
私自身、越川禮子さんの本を読んで以来、江戸の文化に感銘をうけました。ですので、こちらのブログにも共感を持ちました。
是非こちらのブログの内容を、店で発行しているニュースレターに載せたいと思いコメントしました。
抜粋しながら、記事に使わせていただいてもよろしいでしょうか?
CHIEZOさん はじめまして、こんにちは^^
江戸の文化って現代よりもシンプルながらもものすごく考えられてますよね。
今まさに、”温故知新”ということが必要なのではないか?と思っています^^
ブログの内容はご自由にお使い下さい。
今年の夏はこのような工夫が必要になってきますから、
よりたくさんの人が参考にして頂けると嬉しいですね♪
やったぁ〜☆ ありがとうございます。
早速載せさせてもらいます!
温故知新ほんとにそうですね。
シンプルで、人にも地球にもやさしく。
私はまだまだひよっ子だけど、DNAに残っていても忘れている日本人の本来の生き方がここにある気がします。
これからもブログ拝見させていただきますね(^▽^)
はじめまして。TAKUBONと申します。
社内で健康に関する広報を持ち回りで担当しております。
エコで夏を乗り切るにテーマを絞っておりました。
是非に「江戸時代の知恵」を引用させていたけるとありがたいのですが。
ご了解いただけますでしょうか
よろしくお願いいたします。
TAKUBONさん、こんにちは。
これからの季節、節電も意識しないといけないからこういう智恵が必要ですよね^^
お役にたてれば何よりです。どうぞお使い下さい♪
はじめまして!関原 令奈緒と申します!!江戸の方々の知恵を借りて、この暑い夏を乗り切ろうと思います!!皆が何気なくやっている打ち水なども注意しないといけないことや、逆効果になってしまう事もあるんだーと思いました。今時の若い人たちは皆、「暑い暑い」と言ってすぐにエアコンなどをつけて、電化製品などに頼ってしまいなので、ちょっとでも江戸の工夫などを活かしてCo2を節約してほしいですね・・・。(苦笑) あと、私は今、「今に活かしたい江戸の知恵」と言うテーマで色々と研究をしているので、是非「江戸時代の知恵」を引用させていただきたいのですが・・・。よろしいでしょうか?引用させていただければ、とてもありがたいです。よろしくお願いします
関原さん
はじめまして、こんにちは。コメントありがとうございます。
お返事遅れました><申し訳ありません。
最近は便利になり過ぎて、暑い時はエアコンに頼るのが当たり前になっているのは悲しいところですね><
熱中症も問題になっているのでエアコンを我慢しすぎるのも良くないかもしれませんが、電力不足の問題もありますし、工夫次第で節約できるということはたくさんの人に知ってもらいたいなあと思ってます。
こういう智恵を知っていれば、大してお金をかけずに電力を節約できて、暑さもしのげて、さらに健康的にすごせますし、むしろやらないと損していると言っても良いかもしれませんね^^
引用、OKですよ^^
ぜひお使い下さい。
はじめまして!! Renao です。私は今「現代に活かしたい江戸の知恵」という研究テーマで、色々調べていて、偶然 tappy さんのこのページにたどり着きました!! もしよろしければ、「暑い夏を乗り切る江戸の知恵」を参考資料にさせていただきたいのですが・・・・よろしいでしょうか??(≧ヘ≦)何卒よろしくお願い申し上げます。
あれ? Renaoさん、コメント返したのですが、キャッシュでコメントが繁栄されていない古い情報を見てるのかな?^^;
どうぞ参考にして下さいね^^
ご迷惑をおかけしました。色々と焦っていまして・・。(苦笑) すみませんでした・・
あと、引用(参考資料)許可 ありがとうございます!!有り難く使わせて頂きます!!
本当に助かりました!! では、また。(・v・)ノ” renao