誰でもできる給湯器の節約術

2009年12月 6日

前回、家庭内で最もエネルギーを消費しているのは、
冷房や暖房ではなく、給湯だったということを書きました。

前回記事:多くの人が勘違い!家庭内のエネルギー消費が大きいもの

確かに冬場のガス代って、高くなりますよね^^
ガス会社にもよるのかもしれませんが、例えば、
30度で1分使うのと、40度で1分使うのとでは、1円ほど差が出てくるようです。

冬場は温度を高くする家庭も多いと思うのですが、
ほんのちょっとの積み重ねでエネルギー量、値段が上がるということですね。

給湯器の性能にも左右されるのかもしれませんが、
誰でも出来る方法というのは、お風呂と台所での使い方です。

では、気をつけておきたい給湯器の使い方をピックアップしてみましょう。

スイッチはこまめに消すこと

リモコンのスイッチ、つけっぱなしにしている人も多いと思います。
自分が入って、次に家族が入るからとつけたままにしておく・・・
こういうシーンも多いのではないでしょうか?^^

実はこのつけっぱなし、テレビやHDDレコーダーのように、単にパネル表示がオンになっているだけではないんです。
ガスの種火もついたままになっているんです!
ご存知でしたか?^^;

種火なので大きなエネルギーではないかもしれませんが、
つけっぱなしにすると、エネルギーの総量は雪だるま式に大きくなります。
1ヵ月もすると、結構な量になっていますよ^^;
なので、使わない間は消しておくことが大切ですね。

給湯器の温度を使い分ける

給湯器の温度を上げるほどエネルギーがかかるのはお分かりかと思います。
一般に、2度下げるとガス代を1割節約できると言われています。
なので、むやみに温度を上げすぎないことも大切ですね^^
お湯は水と比べて環境負荷も高いですからね。

なので、普段食器を洗う場合などは、熱いお湯ではなく、
ぬるま湯程度にしておくとよいでしょう。

だからと言って、「じゃあ、我慢して水で食器を洗えばガス代がかからないや〜♪」
とならないで下さい^^;
水で洗うと汚れ落ちが悪いので、かえって大量の水を使ってしまいます。
水道代と手間がかかっちゃうので、何のために節約したのかわかりません。
手間がかかる割に、冬場はつらいですからね^^;

なので、食器洗いの時は、ややぬるめの温度でも良いかと思います。
ただし、夏場の水温が高い時期なら水でも構わないと思います^^

シャワーはその都度止める

体を洗っている最中、シャワーを流しっぱなしにしている人も結構多いと思います。
使う水量が多いほどエネルギーがかかるので、なるべく水量が少なくて済むような洗い方を考えた方がよいでしょう。

追い炊き&保温はなるべくやらない

追い炊きや保温は結構エネルギーを使います。
なので、家族がなるべく時間をあけずにお風呂に入るようにすることが理想ですね。
どうしても間が開く場合は、保温するよりも、
お風呂の蓋を閉めたり保温シートをかけて後で追い炊きするようにするとよいでしょう。

鍋の効率を考える

コンロを使う場合、小さい鍋を使って火を全開にすると鍋ややかんの横から火が飛び出しますが、
そのまま使用してはいけません。
横から飛び出している部分は、ムダになっているんです。
鍋の大きさに合わせて火を調節しましょう。

また、火の通りにくいものは、先に電子レンジで温めておくと、
食材に火が通りやすくなり、結果的にトータルで光熱費節約につながることもあります。
圧力鍋の利用も、ガスを使う時間を短くするので節約に繋がりますね^^


以上、給湯器の節約術でした。
どれも自分次第でできる方法なので、やってみて下さいね^^

余裕のある方は、エコキュートなどを使うことで、かなりの節約に繋がると思います。

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