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真夏の本格シーズンを迎える前にやっておくべき熱中症対策
2013年5月14日
2013年の夏は、例年以上に暑いことが予測されています。
環境省が熱中症対策の一環として公表している暑さ指数を例年より3週間前倒しで公開しました。
アメリカのNASAは、2013年は観測史上最高の暑さになるという発表をしたそうです。
⇒2013年は過去最高の暑さになる、NASA
数年前に異常に暑い年がありましたが、それよりも暑くなるとしたらゾッとしますね^^;
実際に、まだ5月なのに30度越えの真夏日が続々と出てきていて、5月1日から13日までに87地点で観測されています。
昨年の場合は13日までで50地点だったそうで、これから先はもっと差が広がりそうですね。
なので今年は熱中症対策が例年以上に大切になってきます。
熱中症対策は、暑い日のその時にやるものばかりではありません。
本格シーズンが始まる数ヶ月前、つまり今からでもできる対策もあります。
それが、
熱中症ってどうやってなるの?
熱中症は、体から熱が逃げないと起きます。
体の熱を下げる時、普通は汗をかきます。
汗をかいてその気化熱で熱を放出するんですね。
でも、それが上手くいかないと体に熱がこもって起こるんです。
症状としては、・めまい、失神、けいれん、筋肉痛、酷い時には意識障害などですね。
なぜ上手くいかないのか?というと、それは汗をかきにくい体質になっているからなんです。
汗をかかないと体の熱はうまく逃がせません。
真夏になると気温だけじゃなく湿度も上がるので、汗が蒸発しにくくなり、余計に汗をかきにくくなります。
暑熱順化とは?
「暑熱順化」というのは、暑さに体を適応させることをいいます。
つまり、熱中症の本格シーズンを迎える前に、今から熱中症になりにくい体の準備を始めようということですね^^
体作りはすぐに出来るものではないので、春先から初夏にかけて、できるだけ早めに準備をすることが必要です。
そのためにできることは2つあります。
医療ジャーナリストの森田豊さんがどこかの情報番組で紹介していました^^
まず1つは、1日15~30分、しっかりと運動すること。
運動抜きにして汗をかきやすい体にはなれません。
激しい筋トレじゃなくても、汗をかく程度のウォーキングや早歩きで十分です。
水分補給を忘れずに行います。
これによって体温調整しやすい体に整えられます。
2つめは運動後、コップ1~2杯の牛乳を飲むということ。
運動後1時間以内に飲むと、脱水を防ぎ、さらに汗をかくことができるそうです。
その理由はタンパク質。
タンパク質を摂ると、血管の中にとどまって体に水分をたくさん引き寄せるので、血液の量が増えるのだそうです。
それが汗となって放出されるわけですね。
牛乳が苦手な方は、タンパク質が摂れる食物である、豚肉、鶏肉、大豆系食品(豆腐や納豆など)でも良いそうです。
このような汗を出す訓練を、週に4~5日、4~5週間は繰り返しましょう。
5月の今から始めれば、本格シーズンの7月に間に合います^^
このような汗をかきやすい体を作っていると、暑い日もわりとラクです^^
無駄に冷房の温度を下げなくて済みますし、風通しがよければエアコンは要らないことも多いのでエコですね♪
今年は電気代も全国で上がっているので、節約にも繋がるのではないでしょうか^^
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